パソコン修理サービス神戸三宮店です。
現在、大人気のスマートフォン・PC向けゲーム『勝利の女神:NIKKE(ニケ)』のPC版プレイヤーの間で、パソコンのセキュリティを根底から揺るがす極めて重大なインシデントが発生しています。
公式の配信元から提供されているPC版ランチャーのファイルが第三者によって改ざんされ、ゲームを起動した際に不正なプログラム(マルウェア)が実行された可能性があると、運営が公式に認めました。
当店にも「ゲームをアンインストールしたのに、パソコンの中に不審なファイルが残っている」「IDやパスワードが盗まれているかもしれない」という切実なSOSが寄せられています。
今回は、この「公式からのウイルス混入」という恐ろしい事態の全貌と、パソコン内に潜むマルウェアの痕跡の確認方法、そして今すぐ行うべき自衛手段について、プロの視点から徹底解説いたします。
公式からの配信にウイルスが混入する「サプライチェーン攻撃」
「怪しいサイトにはアクセスしていないし、公式以外からソフトをダウンロードしていないから安全」というインターネットの常識が、今回は通用しませんでした。
運営の発表によると、ゲームサービスの一部で使用していたドメイン(ネット上の住所)が第三者に乗っ取られ、ランチャーが起動のたびに読み込む小さなプログラムファイルが改ざんされるという事態が発生しました。
これにより、2026年10月30日の明け方から数日間にわたり、改ざんされたファイルを通じてプレイヤーのパソコンへ不正プログラムが配布され続けていました。
運営が異常に気づいてファイルの配布を停止した11月4日までの間に、「9月27日15時41分より後に、PC版のランチャーを一度でも起動した人」が、今回のマルウェア感染の確認対象となっています。
このように、正規のソフトウェアのアップデートや配信経路にウイルスを紛れ込ませる手口は「サプライチェーン攻撃」と呼ばれ、ユーザー側で事前に防ぐことが非常に困難な恐ろしいサイバー攻撃です。
なお、スマートフォン版には影響はありません。
Tempフォルダに潜む「k2f」ファイル!ID・パスワード漏洩の恐怖
ネット上では、「ゲームを起動しただけでマルウェアに感染するとか怖すぎる」という声が広がる中、実際に自身のパソコンを調査して絶望的な痕跡を発見してしまったユーザーの報告が相次いでいます。
ネット上の報告で最も深刻なのが、「NIKKEをアンインストールし、関連するレジストリやdllファイルを確認して異常がなかったにもかかわらず、Cドライブのユーザー直下(AppData/Local/Tempなどの一時フォルダ)を『k2f』というキーワードで検索したところ、10月31日付けの見知らぬファイルが存在した」というものです。
さらに恐ろしいことに、そのファイルをメモ帳で開いて中身を確認すると、自分が利用している様々なWebサイトのIDとパスワードが全て平文(暗号化されていない状態)で記録されていたとのことです。
これは、ブラウザ(Google ChromeやEdgeなど)に保存されているユーザーのログイン情報を不正に抽出し、ハッカーのサーバーへ送信しようとする「インフォスティーラー(情報窃取型マルウェア)」や「キーロガー」の典型的な挙動です。
パスワードがファイルとして抽出されている時点で、すでに情報が外部に抜き取られている可能性が極めて高く、一刻の猶予も許されない危険な状態です。
アンインストールだけでは不十分!今すぐ行うべき確認と対処法
「怖いからとりあえずNIKKEをアンインストールした」というだけでは、残念ながら対策としては全く不十分です。
公式のガイドラインに基づき、以下の手順でシステムに不正なファイルが残留していないかを直ちに確認してください。
- 自動検査ツールの実行
11月5日の朝8時以降、PC版ランチャーに検査機能が追加されました。
Chromeなどのブラウザをすべて閉じてからPC版を起動すると、システムが不正プログラムを探し、見つかった場合は削除するかを尋ねる画面が表示されます。 - 手動での残留ファイル確認(アンインストール済みの方も必見)
すでにゲームを消してしまった方でも、確認すべき重要な場所が3つあります。- Chromeのフォルダ確認
PlatformExperienceHelperというフォルダを探してください。その中に数字と英小文字(a〜f)のみの64文字で構成されたサブフォルダがあり、さらにその中にplatform_experience_helper.dllが存在する場合は、そのサブフォルダのみを削除してください。 - キャッシュフォルダの削除
tbs_cacheというフォルダが存在する場合は削除してください。 - レジストリの確認
公式ガイドで指定されている特定のレジストリ項目を確認し、存在する場合は削除します(※レジストリの編集はOSの動作に直結するため、細心の注意が必要です)。
- Chromeのフォルダ確認
- 【最重要】すべてのパスワードを変更する
マルウェアの痕跡が見つかった場合、最も重要な作業がパスワードの変更です。
対象のパソコンで利用していた全てのアカウント(SNS、ショッピングサイト、銀行など)のパスワードを、「感染の疑いがあるパソコンは使わず、必ず別の安全な端末(スマートフォンなど)」から変更してください。
仕事で使っているAPIキーやアクセストークンも再発行が必要です。
不安が残るパソコンの徹底除去は「神戸三宮店」へお任せを!
公式のガイドラインでは、一連の削除作業とパスワード変更を終えた後、ウイルス対策ソフトによるフルスキャンと、Windowsが起動する前にシステムを検査する「オフラインスキャン」を実施することが強く推奨されています。
しかし、「文字列の検索やレジストリの削除といった専門的な作業を自分で行うのは怖い」「フルスキャンで何も出なかったけれど、本当に見えないキーロガーが消え去ったのか不安で、パソコンでYouTubeを見たり買い物をしたりできない」と、強い不安を抱えられている方も多いはずです。
もしご自身の対処に少しでも限界を感じられた場合は、無理に通電を続けず、パソコン修理サービス神戸三宮店へお持ち込みください。
当店では、感染の疑いがあるパソコンを安全な環境でお預かりし、大切なデータ(写真や書類など)のみをウイルスから隔離して救出した上で、OSの完全なクリーンインストール(初期化)を行い、マルウェアの脅威をシステムから完全に根絶いたします。
目に見えないサイバー攻撃の恐怖から解放され、再び安心してゲームや日常作業を楽しめるクリーンなパソコン環境を取り戻すために、経験豊富なプロのエンジニアが全力でサポートいたします。
どんな些細な不安でも構いませんので、神戸三宮店までどうぞお気軽にご相談ください。




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