三宮駅から徒歩2分の「パソコン修理サービス 神戸三宮店」です。
店頭でご相談をお受けしていると、お客様から「パソコンのバックアップって、やっぱり取っておいた方がいいんですか?」とご質問をいただくことがよくあります。
結論から申し上げますと、パソコンのバックアップは絶対に必要です。
私たち修理スタッフは、バックアップがなかったために涙をのむお客様を数え切れないほど見てきました。
今回はパソコン修理の現場の視点から、なぜバックアップがそれほど重要なのか、どのようなリスクがあるのかを分かりやすく解説いたします。
なぜパソコンにバックアップが必要なのか?
パソコンを問題なく使えていると、このままずっと動き続けるような錯覚に陥りがちですが、現実にはさまざまなリスクが潜んでいます。
パソコンの部品はいつか必ず壊れる消耗品
パソコンにデータを保存しているハードディスク(HDD)やSSDは、永遠に使えるものではありません。 使用頻度や環境にもよりますが、おおよそ3年から5年で故障のリスクが高まると言われています。
昨日まで普通に動いていたのに、今日の朝になったら突然電源が入らない、WindowsやMacが立ち上がらないといったトラブルは、決して珍しいことではないのです。
ヒューマンエラーや外部からの脅威
機械的な故障以外にも、データが消えてしまう原因はたくさんあります。
間違って大切なフォルダをごみ箱に入れて完全に削除してしまった、キーボードに飲み物をこぼして基板がショートしてしまった、さらにはランサムウェアと呼ばれる身代金要求型のウイルスに感染してデータが暗号化されてしまったなど、予期せぬトラブルは突然やってきます。
バックアップをしていないとどうなる?
もしバックアップを取っていない状態でパソコンが壊れてしまった場合、どのような事態に直面するのでしょうか。
大切な思い出や重要な記録が永久に失われる
家族の大切な写真や動画、何日もかけて作成した仕事の資料、書きかけの論文や年賀状の住所録など、パソコンの中にはお金では買えないデータがたくさん詰まっているはずです。
パソコン本体は修理して直したり、新しいものを買い替えたりすることができますが、お客様自身が作成したデータや思い出は、一度完全に消えてしまうと二度と取り戻すことができません。
データ復旧には高額な費用と時間がかかる
故障したパソコンからデータを取り出すデータ復旧サービスという技術もあります。
当店でも承っておりますが、物理的に壊れてしまった部品からデータを救出する作業は非常に難易度が高く、クリーンルームなどの専門の設備も必要になります。
そのため、数万円から、重度の場合は数十万円という高額な費用がかかってしまうケースも少なくありません。
日頃からバックアップを取るための外付けハードディスクを購入しておく方が、圧倒的に安上がりで確実です。
初心者でもできるおすすめのバックアップ方法
バックアップが大切なのはわかったけれど、どうやればいいのかわからないという方に向けて、代表的な方法をご紹介します。
外付けストレージ(HDD・SSD)に保存する
USBケーブルでパソコンに繋ぐだけの外付けハードディスクやポータブルSSDを用意し、そこにデータをコピーする方法です。
Windowsのファイル履歴や、MacのTime Machineといった標準搭載されている機能を使えば、初期設定をするだけで自動的に定期的なバックアップを取ってくれるため、毎回手動でコピーする手間がかかりません。
手元に物理的なデータがあるという安心感も大きなメリットです。
クラウドサービスを利用する
Googleドライブ、OneDrive、iCloud、Dropboxなどのインターネット上の保管庫(クラウド)にデータを保存する方法です。
インターネットに繋がっていれば自動で同期されるため、バックアップを取り忘れる心配がありません。
また、パソコンが水没したり火災などの災害に遭ったりして本体と外付けHDDの両方が同時に壊れてしまった場合でも、クラウド上のデータは無傷で残るという強みがあります。
最後に
「いつかやろう」と後回しにしてしまいがちなバックアップですが、トラブルは必ず「バックアップを取っていない時」を狙ったかのように発生します。
大切なデータを守れるのは、お客様ご自身の日々の備えだけです。
外付けストレージとクラウドサービスの両方を組み合わせるのが最も安全ですが、まずはご自身がやりやすい方法で、たった今からバックアップを始めてみてください。
もし設定の仕方がわからない、どのハードディスクを買えばいいか迷っているという場合は、ぜひ当店へご相談ください。
また、すでにパソコンが起動せずデータが取り出せない状態になってしまった場合も、決して諦めたり無理に何度も電源を入れたりせず、お早めに私たちプロの修理にお任せください。




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