三宮駅から徒歩2分の「パソコン修理サービス 神戸三宮店」です。
新生活や業務の本格的なスタートに合わせて、お使いのパソコン環境を見直す方は非常に多いです。
特に、クリエイターからエンジニア、ビジネスパーソンまで幅広い層に愛用されているAppleの「MacBook」シリーズについて、最近当店にはこんなご相談が頻繁に寄せられます。
「最近MacBookの動作がもっさりしていて、重いアプリを複数開くとカーソルが虹色にクルクル回ってしまう」
「アクティビティモニタを見たら、メモリ(RAM)が限界まで使われていた」
「ネットで部品を買って、自分でMacBookのメモリ増設をしたいのだけど、やっぱり素人にはむずかしいですか?」
WindowsのデスクトップPCや、昔の分厚いノートパソコンであれば、裏蓋を開けてメモリを「カシャッ」と差し込むだけで簡単に増設ができました。
しかし、こと現代の「MacBook」に関して言えば、修理屋として非常に残酷な事実をお伝えしなければなりません。
結論から申し上げます。
「現在のMacBookのメモリ増設は、『むずかしい』という次元ではありません。物理的・構造的に『100%不可能』です。絶対に分解や部品の購入をしないでください!」
今回は、なぜMacBookのメモリ増設が不可能なのか、その圧倒的なテクノロジーの進化の裏側と、「メモリ不足でMacが遅い」と悩んだ時に今日からすぐできる4つの解決策について、街のパソコン修理屋の視点から徹底的に解説いたします!
Windows10のサポートが終了しました
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「むずかしい」ではなく「不可能」な理由(歴史編)
実は、MacBookのメモリが増設できた時代も確かに存在しました。本体の横にCDドライブ(SuperDrive)がついていた2012年頃までの分厚い「MacBook Pro(Unibody)」などは、ユーザーが自分で裏蓋を開け、市販のメモリを増設することが公式に認められていました。
しかし、MacBookが劇的な「薄型化」へと舵を切った2012年の「Retinaディスプレイモデル」以降、状況は一変します。 極限まで本体を薄く、そして軽くするために、Appleはメモリスロットという物理的な部品を完全に廃止しました。
メモリのチップをマザーボード(ロジックボード)というメインの基板に直接「はんだ付け(オンボード実装)」してしまったのです。
この時点で、メモリの増設は「カシャッと挿す」ものから、「マザーボード上の何百という極小の接点のはんだを、超高温のヒートガンで溶かして張り替える」という、工場レベルの製造工程に変わりました。
一般のユーザーがDIYで行うことは、むずかしいどころの話ではなく、完全に不可能です。
Apple Siliconの登場で「完全なる一体化」へ
そして2020年以降、M1、M2、M3、M4チップといった「Appleシリコン」が搭載された最新のMacBookにおいて、メモリの概念はさらなる次元へと進化(あるいはユーザー視点では悪化)しました。
現在のMacBookに搭載されているメモリは「ユニファイドメモリ(Unified Memory)」と呼ばれています。 これは、マザーボード上にメモリがはんだ付けされているのではありません。なんと、「CPU(頭脳)やGPU(画像処理)のチップそのものの中に、メモリが一緒にパッケージングされて完全に一体化している」のです。
これにより、CPUとメモリ間のデータのやり取りが信じられないほどの超高速になり、かつてない省電力とハイパフォーマンスを実現しました。
しかし引き換えに、メモリだけを後から取り外したり、追加したりすることは物理法則上絶対にできなくなりました。
もしインターネットで「MacBookのメモリ増設やってみた!」というような記事があったとすれば、それは10年以上前の古い機体の話か、あるいは中国の深センなどの特殊な工場で、専用の顕微鏡と機材を使ってMシリーズチップそのものを魔改造している映像です。
真似をしてご自身のMacの裏蓋を開けても、そこには増設できる隙間は1ミリも存在しません。
メモリ不足で重い!買わずに軽くする4つの裏技
「増設が絶対にできないなら、この重くて遅いMacBookを買い替えるしかないの?」
いえ、まだ諦めないでください。物理的な増設ができなくても、macOSの非常に優秀なシステム構造を理解すれば、現在の環境のままで動作を劇的に軽くすることが可能です。
裏技①:最強の機能「スワップメモリ」を最大限に活かす
ここが一番重要です。Macには、物理的なメモリが満杯になった時、「SSD(データを保存する場所)の一部を、仮のメモリとして代用する機能(スワップメモリ)」が備わっています。
Appleシリコン搭載のMacBookのSSDは超高速なため、このスワップ機能が働けば、メモリが足りていなくても人間が気づかないレベルでサクサク動きます。
しかし、SSDの空き容量がギリギリ(例えば残り10GBなど)になっていると、この仮のメモリを作り出すスペースがなくなり、Macは急激にフリーズし始めます。
不要な動画ファイルや昔のiPhoneのバックアップデータなどを外付けSSDやiCloudに移動させ、「内蔵SSDの空き容量を常に20%以上(できれば50GB以上)確保しておく」。
これだけで、メモリ不足によるカクつきは劇的に改善します。
裏技②:見えない「メモリ食い」をあぶり出して終了する
Macに標準で入っている「アクティビティモニタ」というアプリを開き、「メモリ」のタブを見てください。
ブラウザの「Google Chrome」でタブを何十個も開きっぱなしにしていませんか?
Chromeは非常にメモリを消費します。
重いと感じたら、不要なタブを閉じるか、よりMacに最適化されていてメモリ消費の少ない標準ブラウザの「Safari」に乗り換えるのも効果的です。
裏技③:Intel向けの古いアプリ(Rosetta 2)を避ける
もしあなたがM1やM3などのAppleシリコン搭載Macを使っている場合、古いIntel Mac向けに作られたアプリを動かすと「Rosetta 2(ロゼッタツー)」という翻訳システムが裏で働き、通常よりも余分にメモリを消費します。
お使いのアプリ(例えば古いバージョンのAdobeソフトや各種ツールなど)が「Appleシリコン(Native)」に対応した最新バージョンにアップデートされていないか確認し、切り替えるだけでメモリ効率が大幅に上がります。
裏技④:定期的な「完全再起動」でメモリを解放する
「MacBookは画面をパタンと閉じる(スリープする)だけで、何ヶ月も電源を切っていない」という方は多いはずです。
しかし、システムを長期間起動しっぱなしにしていると、目に見えないメモリのゴミ(キャッシュ)が蓄積していきます。
週に1回で構いません。左上のリンゴマークから「再起動」をクリックしてシステムをリフレッシュするだけで、驚くほど動作が軽快になります。
まとめ:次に買う時は「16GB以上」が鉄則です!
いかがでしたでしょうか。 MacBookのメモリ増設は、DIYでの難易度が高い(むずかしい)という問題ではなく、物理・構造的に「不可能」です。
そして、これから新しいMacBookに買い替えようとご検討中の方へ、修理のプロとして強くお伝えしたいことがあります。
「Macは後から絶対にメモリを増やせません。予算が厳しくても、購入時に必ず『16GB以上(できれば24GBや32GB)』にカスタマイズされたモデルを選んでください!」
デュアルモニターで作業をしたり、仮想環境を動かしたり、プログラミングを行ったりする方であれば、8GBでは確実に数年で限界を迎えます。
初期投資をケチらないことが、Macを長く快適に使うための最大の防御策です。
「メモリ増設はできないと分かったけれど、今のMacBookの不要なデータを整理して、スワップメモリを効かせるためのメンテナンスをしてほしい」
「新しいMacに買い替えるので、安全で完璧なデータ移行(タイムマシン復元など)をプロにお願いしたい」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ三宮駅から徒歩2分の「パソコン修理サービス 神戸三宮店」へご相談ください。
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