【三宮のパソコン修理】SurfaceのSSD「増設」はむずかしい?修理屋が教えるモデル別の限界と3つの罠

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三宮駅から徒歩2分の「パソコン修理サービス 神戸三宮店」です。

春からの新生活や業務再開に向けて、お手持ちの「Surface(サーフェス)」を整理していると、こんな悩みにぶつかることはありませんか?

「Cドライブの空き容量が赤くなっている……」

そこでインターネットで調べると、「SSDを増設して容量アップ!」という言葉を目にすると思います。

「お気に入りのSurface、自分でSSDを増設することってできるのかな?やっぱりむずかしい?」

今回は、そんな疑問にお答えすべく、SurfaceのSSD事情について、街のパソコン修理屋の視点から徹底的に解説いたします!

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大前提!SurfaceにSSDの「増設」は不可能です

まず最初にお伝えしなければならない、非常に重要な事実があります。

それは、すべてのSurfaceシリーズにおいて、SSDを「増設(今あるものにプラスして、2台目を追加すること)」は物理的に不可能であるということです。

一般的な大きめのデスクトップパソコンや、一部の分厚いゲーミングノートパソコンには、SSDを挿し込むための「空きスロット」が用意されています。

しかし、極限まで薄さと軽さを追求したSurfaceの内部には、そんな余裕は1ミリもありません。

したがって、Surfaceの容量を増やしたい場合、正確には「増設」ではなく、「今入っている容量の少ないSSDを取り外し、容量の大きい新しいSSDに『交換』する」というのが正しいアプローチになります。

あなたのSurfaceはどっち?「交換できるモデル」の境界線

「じゃあ、大容量のSSDに交換しよう!」と思い立った方、少しお待ちください。

実は、Surfaceには「物理的に交換できるモデル」と「絶対に交換できないモデル」が存在します。

ここを間違えると取り返しがつきません。

【絶対に交換できないモデル(絶望的)】

  • Surface Pro 7、Pro 6、Pro 5など、それ以前の古いProシリーズ
  • Surface Laptop 2 以前のモデル
  • Surface Go(初代)

これらの古いモデルは、SSDの記憶チップがマザーボード(メイン基板)に直接「はんだ付け」されています。取り外すという概念自体が存在しないため、修理のプロであっても容量を増やすことは不可能です。

【交換が可能なモデル(アクセスドアあり)】

  • Surface Pro 7+、Pro 8、Pro 9、Pro 10、Pro 11など
  • Surface Laptop 3、Laptop 4、Laptop 5、Laptop 6、Laptop 7など
  • Surface Go 2、Go 3、Go 4など
  • Surface Pro X

Microsoftもユーザーの声に応え、近年のモデルからは背面のキックスタンドの裏や、底面の一部に「SSDに直接アクセスできる小さなフタ(アクセスドア)」を設けるようになりました。

対象モデルであれば、画面を割るリスクを冒して本体を分解しなくても、SSDのみを引き抜くことが可能です。

「物理的」には簡単。でも「システム的」には超むずかしい!

対象モデルをお持ちの方は、「フタを開けてSSDを差し替えるだけなら、自分でも簡単にできそう!」と思われるかもしれません。確かに、物理的な作業だけで言えば、専用のピン(SIMピンのようなもの)と、星型の特殊ドライバー(トルクスドライバー T3など)があれば、数分で抜き差しが可能です。

しかし、本当の「むずかしさ」は、新しいSSDをパソコンに認識させ、元のデータを引き継ぐための『ソフトウェア(システム)の壁』にあります。

自力で交換に挑んだ方の多くが、以下の「3つの罠」にハマって当店に駆け込んでこられます。

罠①:売っていない!?「M.2 2230」という特殊サイズの壁

パソコン用のSSDといえば、細長いガムのような形をした「M.2 2280」というサイズが一般的で、家電量販店でも安く大量に売られています。

しかし、Surfaceに採用されているのは「M.2 2230」という、切手ほどの大きさしかない超小型の特殊なSSDです。

これは市販されている種類が非常に少なく、価格も割高です。サイズを間違えて買ってしまうと、物理的にフタが閉まらなくなります。

罠②:立ちはだかる「BitLocker」とクローン失敗の恐怖

今まで使っていた環境(OS、設定、アプリ、データなど)をそのまま新しい大容量SSDに移行するためには、「クローン作成」という丸ごとコピー作業が必要です。

しかし、Surfaceは工場出荷時から「BitLocker(ビットロッカー)」という強力な暗号化がかけられています。

この暗号化を事前に解除(無効化)せずに、フリーソフトなどで適当にクローンを作成すると、新しいSSDを取り付けた瞬間に青い画面で「回復キーを入力してください」とロックがかかり、二度とWindowsが立ち上がらなくなります。

罠③:初期化必須?「回復ドライブ」の作成手順が複雑

「データは消えてもいいから、まっさらな状態で新しいSSDを使いたい」という場合でも、ただSSDを挿しただけではWindowsは起動しません。

事前に、Microsoftの公式サイトから自分のSurfaceのシリアルナンバーを入力して「Surface専用の回復イメージ」をダウンロードし、16GB以上のUSBメモリに書き込んで「回復ドライブ」を作成しておく必要があります。

このUSBメモリを使って、新しいSSDにWindowsをイチからインストールし直すのですが、BIOS(UEFI)の設定変更などが必要になり、パソコンの専門知識がない方にとっては非常にハードルの高い作業となります。

第4章:見落としがちな「熱対策(サーマルパッド)」の重要性

最後にもう一つ、修理屋としてお伝えしたい技術的なポイントがあります。 Surfaceから純正のSSDを取り出すと、SSD全体が薄い金属のカバー(エンクロージャー)と、熱を逃がすためのゼリー状のシート(サーマルパッド)で覆われていることがわかります。

新しいSSDに交換する際、この熱対策を怠って「ただSSDを剥き出しのまま挿し込むだけ」にしてしまうと、大容量で高速な処理を行った際(例えば重いプログラムのコンパイル中など)に、SSDが異常発熱を起こします。

結果として「サーマルスロットリング」という保護機能が働き、パソコンの動作が激重になったり、最悪の場合はSSDそのものが短期間で故障してしまいます。

純正のエンクロージャーを丁寧に移植し、適切な厚みのサーマルパッドを貼り直すという、細かい手作業が寿命を左右するのです。


まとめ:大切なデータと時間を守るなら、プロにお任せを!

いかがでしたでしょうか。 近年のSurfaceにおけるSSD交換は、物理的なアクセスこそ簡単になったものの、「特殊な部品の調達」「BitLockerの解除と確実なデータ移行」「OSの再構築」「適切な熱対策」と、システム的な難易度は依然として非常に高く、「むずかしい」部類に入ります。

「容量がいっぱいで何も保存できないから、大容量にしたい!」

「自分でSSDを買ってきたけれど、クローンソフトの使い方が分からず挫折した」

「今のアプリや設定、大切なファイルなどを1ミリも変えずに、そのまま容量だけを増やしたい」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ三宮駅から徒歩2分の「パソコン修理サービス 神戸三宮店」へご相談ください。

当店では、面倒な暗号化の解除や、完璧なクローン作成、そして放熱処理まで、すべてプロの技術で安全・確実に行います。

春からの新生活や新しいプロジェクトのスタートを、容量たっぷりの快適なSurfaceと共に迎えましょう!

お買い物帰りや、お仕事の合間にでも、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております!

ご相談は、LINEメールお電話にて承っております。お気軽にご連絡ください!

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