【三宮のパソコン修理】Windows 10サポート終了後の救世主?古いPCをLinux化して、さらに「Windowsのゲーム」まで遊ぶための方法

PCトラブル

Windows 10のサポートが終了して、早くも数ヶ月が経ちましたね。

「まだまだ使えるパソコンなのに、Windows 11が入らないから捨てるなんて勿体ない!」

そう思って、インターネットで調べて「Linux(リナックス)」という無料のOSにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

三ノ宮から徒歩2分のパソコン修理店、パソコン修理サービスです。

最近当店にご相談に来られるお客様の中で、密かなブームとなっているのが「古いパソコンのLinux化」です。

Ubuntu(ウブントゥ)やLinux Mint(ミント)といった、初心者にも優しいLinuxを入れて、サクサク動くようになったパソコンを見て、「おおっ!生き返った!」と喜ばれる姿を見るのは、修理屋冥利に尽きます。

ですが、その数日後。

少し困った顔で、再びお店にいらっしゃるお客様が少なくありません。

「あの…ネットもメールも快適なんですが、どうしても『あの一太郎』が動かないと困るんです」

「会社の業務ソフトがWindows専用で…」

「昔のWindowsゲームが遊びたいんです」

Linuxは素晴らしいOSですが、最大の壁は「Windowsのソフト(.exeファイル)がそのままでは動かない」という点です。

言葉が違う国に来てしまったようなもので、Windows語で書かれたプログラムは、Linux国では理解してもらえないのです。

「やっぱりWindowsに戻すしかないの?」

「新しいパソコンを買うしかないの?」

いいえ、諦めるのはまだ早いです。

実は、Linuxの中でWindowsのソフトを動かすための「魔法」や「裏技」が、いくつか存在します。

今日は、修理屋の視点から、Linux環境でどうしてもWindowsアプリを使いたい時の解決策を、難易度別にご紹介します。

これを読めば、あなたのLinuxパソコンは、もっと万能なパートナーになれるかもしれません。

Windows10のサポートが終了しました

Windows10は、2025/10/14にサポートが終了しました。
このまま放置した場合、ウイルス感染する確率が高くなり、ソフトウェアが使用できなくなる可能性がございます。

詳しくは、LINEメールお電話でお気軽にご相談ください。

翻訳を使う(Wineを使う)

まず最初にご紹介するのは、「Wine(ワイン)」というソフトを使う方法です。

これは、正確にはWindowsそのものを動かすのではなく、Windowsアプリが出す命令を、Linuxが理解できる命令に「リアルタイムで翻訳」してくれる、凄腕の通訳さんのような存在です。

この方法の最大のメリットは、「動作が軽い」ことです。

Windows OSそのものを起動するわけではないので、パソコンのスペックが低くても、アプリ単体ならサクサク動くことがあります。

最近では、ゲーム配信プラットフォームのSteamが開発した「Proton(プロトン)」という技術も、このWineをベースにしています。

これにより、多くのWindows専用ゲームがLinux上で快適に遊べるようになっています。

しかし、デメリットもあります。

それは、「完璧な通訳ではない」ということです。

単純なメモ帳や、古いソフトなら動くことが多いですが、最新のMicrosoft Officeや、AdobeのPhotoshopといった複雑なソフトになると、翻訳が追いつかずに文字化けしたり、突然落ちたり、起動すらしなかったりします。

「動けばラッキー」くらいの気持ちで試すのが、Wineとの正しい付き合い方です。

最近は「Bottles」という、Wineの設定を簡単にしてくれるアプリもありますので、まずはこれで試してみるのが第一歩です。

パソコンの中にパソコンを作る(仮想マシン)

次にご紹介するのが、最も確実で、修理屋としてもおすすめしやすい方法です。

「VirtualBox(バーチャルボックス)」などの仮想化ソフトを使って、Linuxの中に「仮想的なWindowsパソコン」を作ってしまうのです。

イメージしてください。

Linuxという広い部屋の中に、もう一つ小さな箱(ウィンドウ)を用意して、その箱の中で本物のWindowsを起動させるのです。

これを「仮想マシン(VM)」と呼びます。

この方法のメリットは、「互換性がほぼ100%」であることです。

なにせ、本物のWindowsをインストールして動かすわけですから、Officeだろうが、年賀状ソフトだろうが、業務用の特殊なツールだろうが、基本的には全て動きます。

USBメモリの認識や、プリンターの接続も問題ありません。

LinuxでWebを見ながら、仮想ウィンドウの中でExcelを開いて仕事をする。そんな器用な使い方ができます。

ただし、デメリットは「重い」ことです。

一つのパソコンの中で、LinuxとWindowsという2つのOSを同時に動かすわけですから、パソコンの体力(メモリやCPU)を大量に消費します。

メモリが4GBしかないパソコンでは、動作がカクカクして実用的ではありません。

最低でも8GB、できれば16GBのメモリが必要です。

また、仮想マシンに入れるための「Windowsのライセンス(購入したプロダクトキー)」が別途必要になる点も注意が必要です。

白黒はっきりつける(デュアルブート)

3つ目は、少し強引ですが、「一台のパソコンにLinuxとWindowsの両方をインストールしておき、電源を入れるたびにどっちを使うか選ぶ」という方法です。

これを「デュアルブート」と言います。

この方法のメリットは、パソコンの性能をフルに発揮できることです。

仮想マシンのように「ながら作業」をするわけではなく、Windowsを使う時はWindowsだけに全力を注げるので、重たい3Dゲームや動画編集ソフトも快適に動きます。

「平日はLinuxでプログラミング、休日はWindowsでガッツリゲーム」といった使い分けをする方には最適です。

しかし、デメリットも強烈です。

まず、切り替えるたびに再起動が必要です。

「ちょっとだけExcelを確認したい」という時に、いちいちLinuxを終了して、再起動してWindowsを選んで…というのは、想像以上にストレスが溜まります。

そして何より、設定が難しいのです。

Windowsのアップデート(更新プログラム)が走った拍子に、Linuxを起動するための扉(ブートローダー)が壊されてしまい、「Linuxが起動しなくなった!」と青ざめて当店に駆け込んでくるお客様が後を絶ちません。

ある程度のトラブルを自分で解決できる自信がある「玄人向け」の運用方法と言えるでしょう。

クラウドを利用する(Webアプリの活用)

これは「Windowsを動かす」という本題からは少しズレますが、最も現代的で賢い解決策かもしれません。

「そのソフト、本当にインストールする必要がありますか?」という問いかけです。

例えば、Microsoft Office。

WordやExcelを使いたいだけなら、ブラウザ上で動く「Office Online(Microsoft 365のWeb版)」で十分かもしれません。

レイアウトの崩れは多少ありますが、文章の作成や表計算なら問題なく行えます。

Photoshopの代わりに「Canva」や「Photopea」といったWebツールを使う手もあります。

LINEやZoomも、今はLinux版やChrome拡張機能で動くものが増えています。

これなら、面倒な設定も、重たい仮想マシンも必要ありません。

Google ChromeやFirefoxさえ動けばいいのです。

まずは「Web版で代用できないか?」を探ってみるのが、Linuxライフを快適にする近道です。

セキュリティの落とし穴

ここで一つ、修理屋として重要な警告をさせてください。

2026年2月の現在、Windows 10の公式サポートはすでに終了しています。

もし、仮想マシンやデュアルブートで動かすために、手持ちの古い「Windows 10」や「Windows 7」をインストールしようとしているなら、絶対にインターネットには繋がないでください。

サポート切れのOSは、セキュリティの穴だらけです。

仮想マシンの中だからといって安全ではありません。

そこからウイルスが侵入し、土台であるLinux側のデータを盗まれたり、ネットワークを通じて他の家族のパソコンに感染したりするリスクがあります。

Windowsを動かすなら、必ず最新の「Windows 11」のライセンスを用意するか、ネットから完全に遮断した状態で使ってください。

自分に合ったスタイルを見つけよう

LinuxでWindowsアプリを動かす。

これは、パソコン好きにとっては永遠のテーマであり、ロマンでもあります。

完璧な解決策はありませんが、用途に合わせて選ぶことはできます。

ちょっとしたツールを動かしたいなら「Wine」。

仕事でガッツリOfficeを使うなら、メモリを増設して「仮想マシン」。

ゲームに没頭したいなら「デュアルブート」か「Proton(Steam)」。

ライトな用途なら「Webアプリ」。

「難しそうだな…」

「メモリを増設したいけど、自分のパソコンに合う規格がわからない」

「仮想マシンの設定で挫折してしまった」

そんな時は、ぜひ三宮駅から徒歩2分の「パソコン修理サービス 神戸三宮店」にご相談ください。

当店では、ハードウェアの修理だけでなく、こうしたOSに関するご相談や、メモリ増設などのアップグレード作業も承っております。

「Linuxを入れたいけど、Windowsも残したい」というご要望には、安全にデータを守りながらデュアルブート環境を構築するお手伝いも可能です。

パソコンは道具です。

OSの違いに縛られて、やりたいことができないのは本末転倒です。

Linuxという自由な翼を手に入れたあなたが、Windowsという便利な道具も使いこなせるよう、私たちが全力でサポートいたします。

まだ寒暖差の激しい日が続きますが、皆様のパソコンライフが快適で自由なものでありますように。

皆様のご来店、ご相談をスタッフ一同心よりお待ちしております。

ご相談は、LINEメールお電話にて承っております。お気軽にご連絡ください!

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