電源ボタンを押して、トイレに行って、コーヒーを淹れて、戻ってきてもまだグルグル回っている。
クリックしたはずのExcelが、10秒経ってから忘れた頃に開く。
日本語を入力しようとしたら変換が追いつかず、画面がフリーズする。
「もう、このパソコンも寿命かな…」
「新しいのを買わないとダメかな…」
ちょっと待ってください! その判断、数万円から十数万円の損になるかもしれません。
三ノ宮から徒歩2分のパソコン修理店、パソコン修理サービスです。
寒さで体が縮こまると動きが鈍くなりますが、実はパソコンも、冬場は特定の部品のせいで動きが「鈍く」なることがあります。
そして、その「鈍さ」こそが、多くのお客様がパソコンを買い替える最大の理由になっています。
しかし、修理屋としての本音を言わせていただくと、動作が遅いという理由だけでパソコンを捨ててしまうのは、本当にもったいないのです。
なぜなら、そのパソコンの頭脳(CPU)や記憶力(メモリ)はまだ現役で通用するのに、たった一つの「足枷」のせいで、本来の実力を出せていないだけのケースが8割以上だからです。
その足枷の正体とは、データを保存している「ハードディスク(HDD)」です。
今回は、あなたのイライラを解消し、古いパソコンを爆速マシンへと蘇らせる「SSD換装(換装=交換)」という魔法のような修理について、専門用語を極力使わずに解説します。
この記事を読み終わる頃には、買い替えのチラシを見るのをやめて、当店に相談したくなっているはずです。
遅い原因は「頭脳」ではなく「本棚」にある
パソコンの動作が遅くなると、多くの人が「CPU(頭脳)が古いからだ」と考えます。
しかし、2020年以降に発売されたパソコンであれば、CPUの性能は事務作業や動画視聴をするには十分すぎるほど高いのです。
では、なぜ遅いのか。
それは、データを取り出す「倉庫係」の仕事が遅いからです。
従来のパソコンに入っている「HDD(ハードディスク)」は、レコードプレーヤーのような構造をしています。
高速で回転する円盤の上に、物理的な針を落としてデータを読み書きします。
どれだけCPU(頭脳)が「あのデータを持ってきて!」と命令しても、HDD(倉庫係)が「えーっと、針を動かして…円盤を回して…」と物理的に動いている間は、パソコンは待ちぼうけを食らいます。
これが、起動の遅さやフリーズの原因です。
特に、今のWindows(Windows 11など)は、裏側で常に膨大なデータのやり取りを行っているため、HDDの処理速度では全く追いつかなくなっているのが現状です。
HDDは、現代の高速道路を走るには、あまりにも古風な馬車のような存在になってしまったのです。
救世主「SSD」とは何か?
そこで登場するのが「SSD(エスエスディー)」です。
これは、HDDに代わる新しい記憶装置です。
構造は、USBメモリやスマホの内部ストレージと同じ「フラッシュメモリ」です。
SSDには、回転する円盤も、動く針もありません。
電気信号だけでデータの読み書きを行います。
そのため、HDDに比べて以下のような圧倒的な違いがあります。
- 速度が別次元読み書きの速度は、HDDの5倍〜10倍以上です。パソコンの起動時間は、HDDなら2分かかっていたものが、SSDにすると15秒〜30秒程度になります。電源ボタンを押して、椅子に座り直した時にはもう起動しています。
- 衝撃に強い物理的に動く部品がないため、持ち運び中の振動や落下に非常に強いです。ノートパソコンを持ち歩く方にとっては、データ消失のリスクが激減します。
- 静かで省電力「カリカリ…ジージー…」というアクセス音がしません。無音です。また、モーターを回さないので電気を使わず、ノートパソコンのバッテリー持ちが良くなります。
修理屋が教える「SSD換装」のメリット
「でも、部品を変えるなんて大変そう」
「中のデータが消えちゃうんじゃないの?」
ご安心ください。私たちが行う「SSD換装修理」は、単に部品を入れ替えるだけではありません。
「クローン技術」という特殊な方法を使います。
これは、今入っているHDDの中身(Windows、設定、写真、書類、インストールしたソフト、壁紙の配置、ブラウザのお気に入りまで全て)を、丸ごとそのまま新しいSSDにコピーする技術です。
つまり、修理から戻ってきたパソコンの電源を入れると、
「中身はいつもの使い慣れた環境のまま」
「速度だけが新品以上の爆速になっている」
という状態になります。
面倒な初期設定や、ソフトの入れ直し、データの移行作業は一切必要ありません。
ExcelもWordもLINEも、昨日までの続きからすぐに始められます。
買い替えと修理、どっちがお得?
ここで、コストの話をしましょう。
動作が遅いパソコンを買い替える場合、まともに使える性能の新品を買おうとすると、安くても8万円〜15万円はかかります。
さらに、古いパソコンからのデータ移行や、新しいパソコンのセットアップの手間(または業者への依頼料)がかかります。
一方、SSD換装修理の場合。
機種や容量にもよりますが、大体2万円〜3万円台(部品代・作業費込み)で収まることがほとんどです。
新品を買うコストの3分の1から4分の1で済みます。
「あと2〜3年は今のパソコンを使いたい」
「新しいパソコンの設定をするのが面倒くさい」
「愛着があるパソコンだから使い続けたい」
そうお考えの方にとって、SSD換装は最もコストパフォーマンスの高い選択肢と言えます。
自分でやるのは危険? プロに頼む理由
最近はYoutubeなどで「自分でSSDに交換してみた」という動画も多く、ご自身で挑戦される方もいらっしゃいます。
もちろん、知識と経験があれば可能ですが、修理屋としてはあまりお勧めできません。
なぜなら、失敗した時のリスクが大きすぎるからです。
リスク1:分解による破損
最近のノートパソコンは非常に薄く、ネジだけでなく強力なツメや両面テープで固定されています。
力加減を間違えると、ケースが割れたり、内部のケーブル(リボンケーブル)を切断してしまい、電源が入らなくなったりキーボードが効かなくなったりします。
リスク2:クローンの失敗
HDDからSSDへのデータコピーは、専用のソフトや機械を使いますが、HDD側に少しでも「不良セクタ(傷)」があると、コピーが途中で止まったり、コピーできたように見えてWindowsが起動しなくなったりします。
最悪の場合、元のHDDのデータまで破損させてしまうことがあります。
リスク3:相性問題
SSDにも相性があります。
古いパソコンだと認識しない規格のSSDを買ってしまったり、厚みが合わなくて蓋が閉まらなかったりといったトラブルが多発しています。
私たちプロにお任せいただければ、数千台の実績に基づいた最適な部品選定と、安全な分解技術、そして万が一のデータトラブルにも対応できる設備で、確実に作業を行います。
SSDに交換したお客様の声
実際に当店でSSD換装をされたお客様からは、こんな驚きの声をいただいています。
「魔法をかけたみたいに速くなった!もっと早くやればよかった」
「買い替えなきゃダメだと言われていたPCが、最新機種より速くなって笑ってしまった」
「起動の待ち時間がなくなって、仕事のストレスがなくなった」
大げさではなく、本当に「別のパソコン」に生まれ変わります。
特に、購入してから4年〜6年経っているパソコンほど、その効果を劇的に体感していただけます。
まとめ
パソコンが遅いのは、パソコンが悪いのではありません。
中に入っているHDDが、時代のスピードについていけなくなっただけです。
エンジンを載せ替えてあげれば、まだまだ現役でトップを走れます。
「私のパソコンも速くなるかな?」
気になった方は、ぜひ三宮でのお買い物ついでに、パソコンをそのままお持ち込みください。
「型番」を見るだけでも、SSDに交換可能かどうか、どれくらい速くなるかをお伝えできます。
新年度が始まる前に、重たいパソコンをリフレッシュさせて、サクサク快適なデジタルライフを手に入れませんか?
寒さに負けず、皆様のパソコンを爆速にする準備をして、お待ちしております。
皆様のご来店、ご相談をスタッフ一同心よりお待ちしております。





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