【三宮のパソコン修理】「ビーッ!」と鳴っても電話しないで!パソコン画面の「ウイルス感染」警告を秒で消す魔法のコマンド

PCトラブル

三ノ宮から徒歩2分のパソコン修理店「パソコン修理サービス」です。

今回、取り上げるのは「パソコンの偽警告(サポート詐欺)」です。

当店にも、毎日のようにこのトラブルで駆け込んでこられるお客様がいらっしゃいます。

「ネットを見ていただけなのに、急に画面がおかしくなった」「ウイルスに感染したと言われて、怖くて電源を切って持ってきた」中には、「表示された番号に電話をしてしまった」という方もいらっしゃいます。

真っ青な顔をされているお客様に、私たちはまずこうお伝えします。

「大丈夫ですよ。お客さんのパソコンは、壊れていませんし、ウイルスにも感染していませんよ」と。

あの恐ろしい画面と音は、実は単なる「演技」なのです。

しかし、その手口は年々巧妙化しており、パソコンに慣れているはずの方でも、一瞬ヒヤッとしてしまうほどのクオリティで作られています。

今回は、この卑劣な「偽警告」の正体と、もし画面に出てしまった時の正しい脱出方法、そして絶対にやってはいけないことについて、修理のプロの視点からじっくりと解説していきます。

この記事を読んで、頭の片隅に置いておくだけで、いざという時に冷静に対処できるはずです。

Windows10のサポートが終了しました

Windows10は、2025/10/14にサポートが終了しました。
このまま放置した場合、ウイルス感染する確率が高くなり、ソフトウェアが使用できなくなる可能性がございます。

詳しくは、LINEメールお電話でお気軽にご相談ください。

敵の正体を知る:サポート詐欺とは何か

まず、敵の正体をはっきりさせましょう。

あの警告画面は、あなたのパソコンがウイルスを見つけて警告しているわけではありません。 ウイルス対策ソフト(マカフィーやノートンなど)が警告しているわけでもありません。

そしてもちろん、マイクロソフトやGoogleが警告しているわけでもありません。

あれは、ただの「ウェブサイト(ホームページ)」です。

インターネット上の悪意ある広告をクリックしてしまったり、改ざんされたサイトにアクセスしてしまったりした瞬間に、「警告画面のように見える画像やアニメーション」を表示するページに飛ばされているだけなのです。

彼らの目的はただ一つ。「あなたをパニックにさせて、電話をかけさせること」です。 電話をかけさせて、「修理代」や「サポート料金」という名目で、数万円から数十万円のお金を騙し取ることがゴールです。

最近では、コンビニで電子マネー(Google PlayカードやApple Gift Card)を買わせる手口が主流です。

パソコンを壊すことや、データを盗むことが目的ではありません(電話さえしなければ)。

あくまで、あなた自身に「自分からお金を払わせる」ための劇場型詐欺なのです。

なぜ騙されてしまうのか:心理的な罠

「自分は詐欺になんて引っかからない」と思っている方ほど危ないのが、この偽警告です。 彼らは心理学を巧みに利用しています。

  1. 聴覚への攻撃
    あの大音量のブザー音や、女性の機械音声で「個人情報が流出する可能性があります」と喋り続ける演出。 これは、人間の思考力を奪うのに十分な効果があります。 うるさい音を止めたい一心で、画面に書かれた「サポートセンター」の番号に電話してしまうのです。
  2. 権威性の悪用
    画面には、マイクロソフトのロゴや、Windowsのロゴ、有名なセキュリティソフトのロゴが勝手に使われています。 「マイクロソフトが言っているなら本当だろう」と信じ込ませるのです。
  3. 時間制限(カウントダウン)
    「あと〇〇秒でファイルが削除されます」といったカウントダウンが表示されることもあります。 これも嘘なのですが、「急がないと!」と焦らせるための常套手段です。

プロが見分ける「偽物」の決定的な特徴

では、どうやって本物の警告と偽物を見分ければいいのでしょうか。 実は、決定的な違いが一つあります。

それは、「警告画面で電話をかけさせようとするかどうか」です。

はっきり申し上げます。 マイクロソフトやApple、Google、そしてセキュリティ対策会社が、警告画面に電話番号を表示して、「ここに電話してください」とユーザーにお願いすることは、天地がひっくり返っても絶対にありません。

本物のセキュリティソフトは、ウイルスを見つけたら、黙って駆除するか隔離します。 「見つけました。処理しました」という事後報告が出るだけです。 「大変です!どうにもならないので電話してください!」なんていう無能な対応はしないのです。

ですので、画面に「050」や「03」、あるいは「010」から始まる電話番号が表示されていたら、その時点で100%詐欺(偽警告)と断定して間違いありません。

正しい脱出方法:とにかく「閉じる」

もし、ご自身のパソコン、あるいはご家族のパソコンでこの画面が出てしまったら、どうすればいいのでしょうか。

一番大切なのは「無視する」ことですが、あの画面はなかなか消えてくれません。 マウスカーソルが消えたり、画面いっぱいに表示されて「×」ボタンが見えなかったりします。

そんな時に使える、修理屋直伝の「強制終了テクニック」を伝授します。

手順1

キーボードの「Esc」キーを長押しする 全画面表示(フルスクリーン)になっている場合、キーボードの左上にある「Esc(エスケープ)」キーを数秒間長押しすることで、全画面モードが解除され、右上の「×」ボタンや下のタスクバーが現れることがあります。

手順2

魔法のコマンド「Alt + F4」 これが最強の呪文です。 キーボードの下の方にある「Alt(オルト)」キーを押しながら、一番上の列にある「F4」キーを押してください。 これはWindows共通の「今開いているウィンドウを強制的に閉じる」というショートカットキーです。 多くの偽警告は、これ一発で消えます。

手順3

タスクマネージャーで息の根を止める 「Alt + F4」も効かないような悪質なタイプの場合は、以下の3つのキーを同時に押してください。 「Ctrl(コントロール)」+「Shift(シフト)」+「Esc(エスケープ)」 すると、「タスクマネージャー」という管理画面が開きます。 リストの中から、今開いているブラウザ(Microsoft EdgeやGoogle Chromeなど)を選んで、右下の「タスクの終了」をクリックします。 これで、ブラウザごと強制的に終了させることができます。

手順4

最終手段「電源ボタン長押し」 どうしても操作ができない、よく分からないという場合は、パソコンの電源ボタンを、画面が消えるまで5秒〜10秒ほど押し続けてください。 強制的に電源が切れます。 パソコンに少し負担はかかりますが、詐欺に引っかかるよりはマシです。 少し時間を置いてから電源を入れ直し、ブラウザを開いた時に「ページを復元しますか?」と聞かれても、絶対に「×」で閉じて復元しないようにしてください。

もし電話してしまったら:修理店での対応

もし、焦って電話をかけてしまったらどうなるのでしょうか。

電話口には「マイクロソフトのサポート担当」などを名乗る、片言の日本語を話す人物が出ます。 そして、「あなたのパソコンを調査する」と言って、「AnyDesk」や「TeamViewer」などの遠隔操作ソフトをインストールさせようとします。

もし、遠隔操作ソフトを入れて番号を教えてしまった場合、あなたのパソコンは相手から丸見えになり、勝手に操作できる状態になります。

相手は「コマンドプロンプト」のような黒い画面を出して、適当な文字を打ち込み、「ほら、こんなにウイルスがいます!」と演技をします。

そして、「除去するには有料のサポート契約が必要です」と言って、コンビニへ電子マネーを買いに行かせるのです。

もしここまで進んでしまった場合、あるいは「遠隔操作ソフトを入れてしまったかもしれない」という場合は、すぐに以下の行動をとってください。

  1. インターネット(Wi-Fi)を切断する
    LANケーブルを抜くか、Wi-Fiルーターの電源を切ってください。相手との接続を物理的に断ち切ります。
  2. パソコン修理店に持ち込む
    遠隔操作ソフトが残っていると、後日また勝手に接続されたり、個人情報を盗まれたりする危険があります。 私たちのような専門家に見せて、遠隔操作ソフトの完全削除と、ウイルスチェックを行ってください。
  3. 金銭を支払ってしまった場合は警察へ
    もし電子マネーの番号を伝えてしまった場合は、すぐに警察と、その電子マネーの発行会社に連絡してください。

右下の通知スパムにも注意

最近は、全画面の偽警告だけでなく、画面の右下からニョキッと出てくる「通知型の偽警告」も増えています。
「McAfee:ウイルスが見つかりました」 「システムが破損しています」 といったカードのような通知が頻繁に出る現象です。

これは、過去にどこかのウェブサイトを見た時に、「通知を許可しますか?」という質問に「許可」を押してしまったことが原因です。

ウイルス感染ではありません。 そのウェブサイトが、あなたに許可されたのをいいことに、広告(偽警告)を送りつけてきているだけです。

これの対処法は、ブラウザの設定から「通知」の項目を開き、許可リストに入っている怪しいURLを削除するだけで直ります。

電話したり、クリックしてソフトを買ったりする必要は全くありません。

まとめ

パソコンを使う上で、こうした悪質な罠は残念ながら無くなりません。

しかし、「電話しろと言われたら詐欺」「ブラウザの画面はただの画像」という知識を持っていれば、恐れることはありません。

偽警告は、お化け屋敷と同じです。
暗闇で突然脅かされるから怖いのであって、電気がついて仕掛けが分かってしまえば、ただの張りぼてです。

もし、画面が消えなくて困った時や、「これって本物かな?」と不安になった時は、無理に自分で判断せず、私たちのような街の修理屋を頼ってください。

三宮での用事のついでに、パソコンをお持ちいただければ、数分で解決することも多々あります。 「あ、これは詐欺ですね。消しておきますね」の一言で、皆様が安心して笑顔で帰られる姿を見るのが、私たちの仕事です。

まだまだ寒い日が続きますが、皆様のデジタルライフが安全で快適なものでありますように。

パソコンの不調や、怪しい画面のご相談は、いつでもお気軽に当店へお越しください。 皆様のご来店を心よりお待ちしております。

ご相談は、LINEメールお電話にて承っております。お気軽にご連絡ください!

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