三ノ宮から徒歩2分のパソコン修理店「パソコン修理サービス」です!
今の時期、当店には「電源が入らなくなった」「焦げ臭いにおいがする」「バッテリーがパンパンに膨らんだ」という修理依頼が急増します。
お話を伺うと、その多くが「こたつ」や「ヒーターの前」、「電気カーペット」での使用が引き金になっています。
「機械なんだから、冷えるよりは温かいほうがいいんじゃないの?」 そう思われている方も多いのですが、実はパソコンは、自ら熱を発する機械であるがゆえに、外部からの熱にはめっぽう弱いのです。
今回は、冬ならではの落とし穴である「パソコンと温かい場所」の関係について、なぜ危険なのか、どこで使うのが正解なのか、そしてやってしまった時の対処法を、修理のプロの視点からじっくりと解説していきます。
この記事を読めば、あなたの愛機を守ることができるはずです。
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なぜ、パソコンに「温かい場所」がダメなのか?
まず、パソコンの体の仕組みを理解しましょう。
パソコンの頭脳であるCPUや、データを保存するSSD、グラフィックチップなどは、電気を通すと猛烈な熱を発します。
高負荷時には、CPUのコア温度は80℃〜90℃、時には100℃近くまで上昇します。
このままだと自分自身の熱で溶けてしまうため、パソコンには「冷却システム」が備わっています。
冷たい外気を吸い込み、内部の熱い部品に当てて熱を奪い、温まった空気を外に吐き出す。 この「空気の循環」によって、ギリギリのバランスで正常な温度を保っているのです。
では、周囲が「温かい場所」だとどうなるでしょうか?
- 冷却効率の低下
吸い込む空気がすでに温かかったら? ぬるま湯で熱い体を冷やそうとしても無理なように、冷却効率がガクンと落ちます。ファンが全力で回っても温度が下がらず、内部に熱が蓄積し続けます。 - 外部からの加熱(ダブルパンチ)
こたつや電気カーペットは、パソコンを「外側」から温めます。 内部からの発熱に加え、外からの加熱。逃げ場のない熱は、最も弱いパーツを破壊します。
冬にやりがちな危険な状況
具体的に、どのような場所がNGなのでしょうか。
無意識にやってしまっている「あの場所」が、実は寿命を縮めています。
危険度MAX:こたつの中・こたつ布団の上
これが最も危険、かつ修理依頼No.1の原因です。 こたつの天板の上ならまだマシですが、こたつ布団の上にノートパソコンを置いて使うのは「自滅行為」です。
- 理由1:吸気口が塞がれる
多くのノートパソコンは、底面や側面に空気の吸入口があります。柔らかい布団の上に置くと、パソコンが沈み込み、この穴が完全に塞がれます。窒息状態です。 - 理由2:熱源が近すぎる
こたつの中は30℃〜40℃以上になります。下から炙られながら、呼吸もできない。 ものの数十分で内部温度は限界を超え、強制シャットダウンするか、基板が焼損します。
危険度 高:ホットカーペット・床暖房への直置き
「床に座って作業するから、床に置いている」という方、要注意です。 ノートパソコンの底面には、多くの場合「リチウムイオンバッテリー」が配置されています。
- 理由:バッテリー
リチウムイオンバッテリーは熱に非常に弱く、45℃を超えると劣化が加速します。 ホットカーペットの上に直置きすると、バッテリーを「弱火でじっくり煮込んでいる」のと同じ状態になります。
結果、バッテリー内部で化学反応が暴走し、ガスが発生してパンパンに膨らんだり、最悪の場合は発火事故につながります。
危険度 中:ファンヒーター・ストーブの前
「自分が寒いから」と、ヒーターの温風が当たる位置にパソコンを置いていませんか? あるいは、パソコンの背面(排気口)にヒーターの風が当たっていませんか?
- 理由:筐体の変形と排熱阻害
パソコンの排気口からは熱風が出ます。そこにヒーターの温風が当たると、風同士がぶつかり合い(エアカーテン)、排熱ができなくなります。
また、プラスチック製の筐体や、液晶パネルの枠が熱で歪んで変形してしまったという事例も毎年のように持ち込まれます。
危険度 低:布団・ベッドの中
「寒いから布団の中で動画を見ながら寝落ち…」 至福の時間ですが、パソコンにとっては地獄です。
布団や毛布は断熱材の塊です。パソコンが発した熱を逃さず、保温してしまいます。
朝起きたら、パソコンがあつあつになっていて電源が入らない、というのは典型的なパターンです。
もう一つの冬の敵:「結露(けつろ)」の恐怖
「温かい場所」そのものではありませんが、温度差も大敵です。
今の時期、外気は5℃以下。室内は20℃以上。 冷え切ったカバンの中からノートパソコンを取り出し、暖かいカフェやオフィスに入ってすぐに電源を入れる。
眼鏡が曇るのと同じように、パソコンの内部(基板の上)でも「結露」が起きます。 金属の部品に小さな水滴がびっしりとつくのです。
この状態で電源を入れるとどうなるか? 水滴が回路をショートさせ、「バチッ」という音と共にマザーボードが死にます。これは「水没故障」と同じ扱いで、修理費用も高額になります。
対策
寒い場所から暖かい場所に移動したら、すぐに電源を入れず、
30分〜1時間ほど置いて、室温に馴染ませてから起動してください。
パソコンが熱くなると起きる「症状」
「危険なのはわかったけど、どうなったらヤバイの?」 パソコンは限界を迎える前に、いくつかのSOSサインを出します。
- ファンが爆音で回り続ける
「ブォォォー!」という音が止まらない場合、必死で冷やそうとしています。 - 動作が極端に遅くなる(カクつく)
これを「サーマルスロットリング」と言います。 CPUが「熱すぎて死ぬ!」と判断し、わざと性能を半分以下に落として発熱を抑えようとしている状態です。 文字入力が遅れたり、動画が止まったりするのはこのためです。 - 勝手に電源が落ちる
最終防衛ラインです。これ以上稼働すると部品が溶けると判断し、強制的にシャットダウンします。
これを繰り返すと、OS(Windows)が破損したり、HDDのデータが飛んだりします。
冬場にパソコンを使う「正しい場所・方法」
では、寒い冬にどうやってパソコンを使えばいいのでしょうか。
正解1:硬くて平らな「机」の上
基本にして究極です。木の天板などは適度に熱を逃してくれます。 どうしてもこたつで使いたい場合は、天板の上に置き、さらに下に「冷却台(ノートPCスタンド)」を敷いて、底面を浮かせることが重要です。
正解2:スノコやトレイを活用する
ベッドやカーペットの上で使うなら、100円ショップで売っている小さなスノコや、プラスチックのトレイを敷いてください。 とにかく「布とパソコンを密着させない」「吸気口を塞がない」ことが命です。
正解3:部屋の温度は「人間が肌寒い」くらいがベスト
パソコンにとっての適温は、人間よりも少し低めです。
暖房の設定温度を上げすぎず、直接風が当たらない場所を選びましょう。
パソコン修理サービス 神戸三宮店ができること
「こたつで使っていたら、急に電源が入らなくなった」「バッテリーが膨らんで、トラックパッドが浮いてきた」「ファンの音がうるさくて、熱風が出てくる」
もし、そんな症状が出てしまったら、ぜひ三宮駅から徒歩2分の「パソコン修理サービス 神戸三宮店」にご相談ください。
1. 内部クリーニングとグリス塗り替え
冬場の乾燥で、パソコン内部はホコリを大量に吸い込んでいます。
ファンに詰まったホコリを除去し、カピカピになったCPUグリスを高性能なものに塗り替えるだけで、冷却効率が劇的に改善し、熱に強いパソコンに生まれ変わります。
これは、冬の間にぜひやっておきたいメンテナンスです。
2. バッテリー交換
熱で膨張してしまったバッテリーは、爆発の危険がある時限爆弾です。
ケースを押し上げているなと感じたら、即座に交換が必要です。
当店なら、データそのままで最短即日交換が可能です。
3. 水没(結露)診断
「なんとなく調子が悪い」という場合、内部で結露による腐食が進んでいる可能性があります。
プロの目で基板をチェックし、洗浄することで救える可能性があります。
まとめ:パソコンは「暑がり」です
冬は人間にとっては寒い季節ですが、パソコンにとっては「暖房」や「保温」による熱地獄の季節でもあります。
「自分(人間)が快適な場所=パソコンにとっても快適」とは限りません。
愛機を長持ちさせるためには、「通気性」と「硬い場所」を意識してあげてください。
もし、「ちょっと熱させすぎたかな?」と心配になったら、お買い物ついでに当店へふらっとお立ち寄りください。
簡易診断を行い、あなたのパソコンの健康状態をチェックさせていただきます。
まだまだ寒い日が続きますが、皆様も、そして皆様のパソコンも、健康で快適な冬をお過ごしください。 ご来店を心よりお待ちしております。




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