三ノ宮から徒歩2分のパソコン修理店「パソコン修理サービス」です!
さて、そんな時期だからこそ、モノを大切に使い続けることについて考えてみたいと思います。 皆様のご自宅に、「買い替えて使わなくなった古いMac」は眠っていませんか?
「新しいMacBook Airを買ったから、前のMacBook Proは押し入れの中」 「Mac miniが遅くなったから買い替えたけど、捨てるにはもったいない」 「画面が割れたMacBook、修理するほどでもないけど、中身は動くんだよな…」
そのMac、そのまま眠らせておくのはあまりにも「もったいない」です! 実はMacは、一般的なWindowsパソコンに比べて、サーバー(24時間働き続けるマシン)としての適性が非常に高いのをご存知でしょうか。
特にiPhoneやiPadを使っているご家庭であれば、古いMacをサーバー化することで、月額制のクラウドサービス(iCloudなど)を解約できるくらい、便利な生活が手に入るかもしれません。
今回は、引退したMacを「自宅サーバー」として第二の人生を歩ませる方法と、24時間稼働させる際に絶対に気をつけなければならない「バッテリーの危険性」について、修理のプロの視点からじっくりと解説します。
Windows10のサポートが終了しました
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なぜ、Macがサーバーに向いているのか?
「サーバー」と聞くと、冷蔵庫のような巨大な機械が、騒音を撒き散らしながら動いているイメージがあるかもしれません。 しかし、家庭用サーバーにそこまでのパワーは不要です。むしろ、Macこそが最適解なのです。
理由1:圧倒的な「省電力」と「静音性」 特にM1チップ以降のMac(あるいは後期のIntel Mac mini)は、消費電力が驚異的に低いです。 24時間つけっぱなしにしても、電気代は月数百円程度。 ファンもほとんど回らないため、リビングに置いていても「動いているのか分からない」ほど静かです。
理由2:UNIXベースの「安定性」 macOSの中身は、世界のサーバーの標準であるUNIX(ユニックス)がベースになっています。 そのため、一度起動すれば数ヶ月間再起動しなくても安定して動作し続けます。 Windowsのように「勝手に再起動して更新が始まっていた!」という事故も、設定次第で完全に防げます。
理由3:iPhoneとの「最強の親和性」 これが最大の理由です。 写真のバックアップ、Time Machine、音楽の共有。 Apple製品同士の連携機能を使えば、難しい設定なしでこれらの機能をネットワーク越しに利用できます。
具体的に何ができるの?(活用アイデア集)
「サーバーにして何をするの?」という方へ。 Macサーバーができることは無限大ですが、特に家庭で便利な使い方は以下の4つです。
活用法1:家族全員の「Time Machineサーバー」 Macを使っている家族全員のバックアップを、一台のMacサーバーに集約できます。 サーバー用Macに大容量の外付けHDDを繋ぎ、「共有」設定でTime Machineの保存先に指定するだけ。 家に帰ってきてWi-Fiに繋がれば、勝手にバックアップが取られます。個別にHDDを繋ぐ手間から解放されます。
活用法2:脱iCloud!「写真・ファイルサーバー」 iCloudの容量が足りなくて、毎月課金していませんか? Macサーバーがあれば、自分のHDD容量の分だけ、写真を保存し放題です。 「ファイル共有」をオンにすれば、外出先のiPhoneから自宅のMac内のファイルにアクセスすることも可能です(iCloud Driveのような使い勝手になります)。
活用法3:Apple製品のための「コンテンツキャッシュ」 これはあまり知られていない、macOS独自の神機能です。 「システム設定」→「一般」→「共有」にある「コンテンツキャッシュ」をオンにすると、そのMacが「iOSのアップデートデータ」や「iCloudの写真」を一時保存してくれるようになります。
例えば、家族4人がiPhoneのアップデートをする時、通常なら4回ダウンロードが発生します。 しかし、この機能があれば、Macが1回だけダウンロードし、家族のiPhoneにはMacから高速でデータを配ります。 結果、自宅のネット回線が混雑せず、爆速でアップデートが終わります。家族が多いご家庭には必須の機能です。
活用法4:メディアサーバー(Plexなど) 撮りためた動画や映画をMacに入れて、「Plex」などのアプリを入れれば、リビングのテレビやiPadから、Netflixのような感覚で動画を楽しめるようになります。
Macをサーバーにするための「最初の一歩」
では、実際にどう設定すればいいのでしょうか。 基本的には「スリープさせない」設定にするだけです。
手順1:スリープを無効化する サーバーが寝てしまっては意味がありません。 「システム設定」→「ディスプレイ」→「詳細設定」などで、「ディスプレイがオフの時に自動でスリープさせない」設定にします。 MacBookの場合は、蓋を閉じても動くようにする必要があります(クラムシェルモード)。電源アダプタを繋ぎ、外付けのキーボードなどを接続していると認識されますが、専用アプリ(Amphetamineなど)を使って強制的にスリープを防ぐのが確実です。
手順2:IPアドレスを固定する Macの住所(IPアドレス)がコロコロ変わると、他の機器から見つけられなくなります。 「ネットワーク」設定から、IPアドレスを手動(例:192.168.1.100など)に固定しましょう。
手順3:画面共有をオンにする サーバー化したMacには、普段はマウスやキーボードを繋ぎません。 メインのMacから遠隔操作するために、「共有」設定で「画面共有」をオンにしておきましょう。 これで、別のMacからサーバーの画面を見ながら操作できます。
修理屋からの警告:24時間稼働の「最大のリスク」
ここからが、私たち修理店が最も伝えたいことです。 特に「MacBook(ノート型)」をサーバーにする場合、致命的なリスクがあります。
それは、「バッテリーの膨張」です。
ノートパソコンのバッテリーは、「常に100%充電された状態で、熱を持ちながら、24時間電源に繋がれ続ける」ことを想定して作られていません。 サーバーとして使うと、ACアダプターを繋ぎっぱなしになります。 すると、半年〜1年もしないうちに、バッテリーが劣化してガスが発生し、パンパンに膨れ上がります。
膨張したバッテリーは、トラックパッドを破壊し、キーボードを曲げ、最悪の場合は「発火」の原因になります。 自宅に誰もいない時にサーバーが火を噴いたら…想像するだけで恐ろしいですよね。 Mac miniやiMacならこの心配は少ないですが、MacBookを使う場合は対策が必須です。
【対策A:充電制限アプリを使う】 「AlDente」などのアプリを使い、充電上限を「60%〜80%」程度に制限してください。 満充電(100%)の状態を維持させないことで、膨張のリスクを大幅に下げることができます。
【対策B:バッテリーを物理的に外す(上級者向け)】 古いMacBookであれば、裏蓋を開けてバッテリーのコネクタを抜き、ACアダプターだけで動かすという荒技もあります。 ただし、最近のMacはバッテリーがないとCPU性能を極端に落とす仕様になっていたり、そもそも起動しなかったりします。機種によるので注意が必要です。
もう一つの敵:「ホコリ」と「熱」
24時間365日動かし続けるということは、24時間ファンが回り、空気を吸い続けるということです。 サーバー化したMacの内部は、想像を絶するほどホコリが溜まります。 特に吸気口の周りやファンの羽には、フェルトのようなホコリの壁ができます。
ホコリが詰まると冷却できなくなり、熱暴走を起こして突然シャットダウンしたり、基板が焼けて故障したりします。 「サーバーだから棚の奥に置いておこう」と放置するのが一番危険です。 半年に一度は電源を切り、エアダスターで掃除をしてあげてください。
パソコン修理サービス 神戸三宮店ができること
「古いMacの設定が分からない」 「バッテリーが膨らむのが怖いから、対策をしてほしい」 「サーバーとして使いたいけど、まずは内部を綺麗にしたい」
そんな時は、ぜひ三宮駅から徒歩2分の「パソコン修理サービス 神戸三宮店」にご相談ください。 本日も元気に営業しております。
- バッテリーレス化・交換のご相談 「サーバー専用にするから、バッテリーを外して安全に使いたい」 「すでに膨らんでしまっているから交換したい」 機種に応じて、最適なバッテリー対策をご提案します。 バッテリーを外しても動く機種かどうかの診断も可能です。
- サーバー構築前のオーバーホール これから24時間稼働させる予定のMacをお持ち込みいただければ、分解して内部のホコリを徹底除去し、CPUグリスを塗り直します。 これにより、冷却効率が上がり、安定して長期間稼働できるマシンに仕上げます。
- 設定代行・アドバイス Time Machineサーバーの設定や、IPアドレスの固定など、ネットワーク周りの設定が不安な方には、設定代行も行っています。
まとめ
画面が少し黄色くなっても、キーボードがいくつか効かなくても、サーバーとしてならMacはまだまだ現役で輝けます。 新しいMacを買ってウキウキする一方で、古いMacにも新しい役割を与えてあげる。 それは、資源を大切にするだけでなく、あなたのデジタルライフをより快適にする賢い選択です。
自宅サーバー構築にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
困ったときは、いつでも当店を頼ってください。
皆様のご来店、ご相談をスタッフ一同心よりお待ちしております。





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