三ノ宮から徒歩2分のパソコン修理店「パソコン修理サービス」です!
当店には日々様々なパソコントラブルのご相談が寄せられますが、その中でも「故障」ではないけれど、非常に多く、そして切実なご相談があります。 それは、「MacBookを買ったんだけど、やっぱりWindowsが必要になってしまった」というお悩みです。
「デザインに惹かれてMacBook Airを買ったけど、職場の経理ソフトがWindowsしか対応していなかった」 「大学の推奨がMacだったのに、一部の授業でWindows専用のソフトを使うと言われた」 「MacのExcelだと、ショートカットキーが違ったり、マクロが動かなかったりして仕事にならない」
MacはiPhoneとの連携も便利ですし、画面も綺麗で、何より持っているだけで気分が上がる素晴らしいパソコンです。
しかし、日本のビジネス現場や、特定の専門ソフトの世界では、まだまだ「Windowsが標準」という現実があります。 特に、春から新しい環境でスタートを切る学生さんや新社会人の方にとって、この「OSの壁」は最初の大きな躓きになることが少なくありません。
MacBookを買い替えるしかないのか? Windowsパソコンをもう一台買って「二刀流」をするしかないのか?
いいえ、諦めるのはまだ早いです。 実は、あなたのMacBookの中で、Windowsを動かす方法はいくつか存在します。 まるでアプリの一つであるかのようにWindowsを起動したり、Macとは別の顔としてWindowsを立ち上げたり。
ただし、ここ数年でMacの中身(CPU)が大きく変わったことにより、その方法は以前とは劇的に変化しています。 古いネット記事の情報を信じて「Boot Camp」を探しても、あなたのMacには入っていないかもしれません。
今回は、2026年現在の最新事情に合わせた「MacでWindowsを使うための完全ガイド」を、修理のプロの視点から詳しく解説します。 これを読めば、あなたのMacBookは「最強のハイブリッドマシン」に生まれ変わるかもしれません。
あなたのMacは「Intel」か「Appleシリコン」か?
まず最初に確認しなければならない、最も重要なことがあります。 あなたのMacBookの心臓部は、どちらでしょうか?
- Appleシリコン搭載モデル(M1, M2, M3, M4チップなど) 2020年後半以降に発売された、今の主流モデルです。 「このMacについて」を開いて、チップの欄に「Apple M1」や「M3」などと書かれていたらこちらです。 このモデルは、スマホのように省電力で高性能ですが、Windowsパソコンとは「脳みその構造(アーキテクチャ)」が根本的に違います。
- Intelプロセッサ搭載モデル 2020年以前のモデルです。 「Core i5」や「Core i7」などが搭載されています。 こちらは、Windowsパソコンと同じ脳みそを持っています。
この違いによって、選べる手段が全く異なります。 ここからは、現在主流の「Appleシリコン(Mチップ)」搭載Macを使っていることを前提に、その解決策をお話しします。 (※Intel Macの方は、記事の後半で解説します)
方法1:現在の王道にして最強「Parallels Desktop」
M1やM3チップを搭載したMacBookでWindowsを使いたい場合、現時点で最も推奨される、そして最も快適な方法がこれです。 「Parallels Desktop(パラレルス・デスクトップ)」という有料ソフトを使います。
これは「仮想化」という技術を使って、macOSの上で、アプリの一つとしてWindows 11を動かす方法です。
メリット: 再起動がいらない これが最大の利点です。Macでメールを見ながら、隣のウィンドウでWindowsのExcelを開く。Macのデスクトップにあるファイルを、ドラッグ&ドロップでWindows側にコピーする。 まるでMacとWindowsが融合したかのように、シームレスに使えます。 「コヒーレンスモード」を使えば、Windowsのデスクトップ画面すら消して、WindowsのアプリだけをMacの画面に浮かべることも可能です。
セットアップが爆速 ソフトをインストールして「Windowsをインストール」ボタンを押すだけ。 面倒なISOファイルのダウンロードやライセンス認証の手順を、ソフトがほぼ自動でやってくれます。コーヒーを飲んでいる間に終わります。
動作が驚くほど軽い 「仮想化ソフトは重い」というのは過去の話です。 Appleシリコンの性能が高いため、Parallels上で動くWindowsは、そこら辺の安いWindowsノートパソコンよりもサクサク動きます。
デメリット: お金がかかる ソフト自体の購入費用(サブスクリプションまたは買い切り)がかかります。さらに、Windows OSのライセンス費用も別途必要です。 しかし、その快適さは「お金を払う価値がある」と断言できます。
注意点: ここで動くのは「ARM版 Windows」です。 通常のWindowsアプリの99%は動きますが、一部の特殊なドライバを必要とする周辺機器や、古いゲーム、特殊なセキュリティソフトは動かないことがあります。
方法2:無料で頑張るなら「UTM」や「VMware」
「たまにしか使わないから、有料ソフトはちょっと…」 という方には、無料で使える選択肢もあります。
- VMware Fusion Player かつては有料でしたが、個人利用に限り無料化されました。 Parallelsほど親切設計ではありませんが、十分実用的です。 ただし、Windowsのインストール設定などが少々複雑で、英語の画面と格闘する必要がある場面もあります。
- UTM 完全無料のオープンソースソフトです。 「とにかくタダでWindows環境を作りたい」という方には人気ですが、設定の難易度は高めです。 また、Parallelsに比べると描画速度(3D性能など)が劣るため、カクつきを感じることがあるかもしれません。
「自分でトラブル解決できる自信がある」なら、これらから始めてみるのも良いでしょう。
方法3:Intel Macユーザーだけの特権「Boot Camp」
もし、あなたがまだ大切にIntelチップ搭載のMacBookを使っているなら、「Boot Camp(ブートキャンプ)」というApple純正の機能が使えます。
これは、Macのストレージをパーティション分割し、そこに本物のWindowsをインストールする方法です。
メリット: パソコンの性能を100%引き出せる 仮想化ではなく、直接Windowsを動かすため、マシンのパワーをフルに使えます。 重たい3Dゲームや、動画編集ソフトをWindows側で使いたい場合は、この方法が最強です。
デメリット: いちいち再起動が必要 MacからWindowsへ、WindowsからMacへ切り替えるたびに、パソコンを再起動しなければなりません。 「ちょっとExcelだけ確認したい」という時には非常に面倒です。 また、M1チップ以降のMacでは、この機能は完全に削除されています。探してもありません。
方法4:そもそもインストールしない「クラウドPC」
最近、企業を中心に増えているのがこの選択肢です。 「Windows 365」や「Azure Virtual Desktop」といったサービスを使います。
これは、インターネットの向こう側にある「Windowsパソコン」を、Macから遠隔操作する方法です。 Macには何もインストールしません。ただ、専用のアプリやブラウザ経由で画面を見ているだけです。
メリット: Macの容量を食わない Windowsのデータは全てクラウド上にあるので、MacBookのストレージが圧迫されません。 Macが壊れてもデータは無事です。
デメリット: ネットがないと何もできない 当然ですが、オフラインでは使えません。 また、月額料金がかかり続けるため、個人の趣味で使うには少しコスト高かもしれません。
意外な落とし穴「キーボード配列」の違い
MacでWindowsを使う際、地味にストレスになるのが「キーボード」です。 Macのキーボードには「半角/全角」キーがありません。 「Ctrl」キーの位置も違いますし、Windowsの「Delete」キー(後ろの文字を消す)もありません。
Windows環境を作った後は、キーボードの設定変更ツール(PowerToysなど)を使って、Macの「英数/かな」キーで日本語入力切り替えができるように設定するのが、快適に使うための必須テクニックです。 これをやらないと、入力切替のたびに画面右下の「A」や「あ」をクリックすることになり、発狂しそうになります。
パソコン修理サービス 神戸三宮店ができること
「いろいろ方法があるのは分かったけど、自分にはどれが良いのか分からない」 「Parallelsを入れてみたいけど、購入や設定が不安」 「Windowsを入れたら、Macの容量が足りなくなってしまった」
そんな時は、ぜひ三宮駅から徒歩2分の「パソコン修理サービス 神戸三宮店」にご相談ください。 本日も元気に営業しております。
- あなたに最適な導入方法を提案 使うソフト、頻度、ご予算をヒアリングし、「Parallelsが良いのか」「クラウドが良いのか」「あるいは安い中古WindowsPCを買った方が幸せになれるのか」を正直にアドバイスします。
- インストール・セットアップ代行 Parallels DesktopやWindows 11のインストール、ライセンス認証、そして一番面倒な「キーボード設定」や「共有フォルダ設定」まで、全て代行します。 お渡ししたその瞬間から、Macの中でWindowsが快適に使える状態に仕上げます。
- ストレージ容量不足の解消 Windowsを入れるには、最低でも64GB~100GB程度の空き容量が必要です。 「空き容量がなくて入らない!」という場合、不要データの整理や、外付けSSDの活用提案、機種によってはSSDの換装(容量アップ)も承ります。
まとめ
「Macを買ったのは失敗だったかな…」なんて思う必要はありません。 今の技術を使えば、MacBookの美しいハードウェアと、Windowsの豊富なソフトウェア資産は、完璧に共存できます。
オフィスでも自宅でも、MacBook一台あればどんな仕事もこなせる。 そんな「いいとこ取り」の環境を手に入れませんか?
皆様のご来店、ご相談をスタッフ一同心よりお待ちしております。





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