三ノ宮から徒歩２分のパソコン修理店「パソコン修理サービス」です！
神戸の街もすっかり冬の空気に包まれ、三宮のカフェでは温かいラテを片手に、SurfaceなどのタブレットPCや、2in1タイプのノートパソコンを広げて作業されている方を多く見かけるようになりました。
スマホやタブレットが普及した今、パソコンの画面も「指で触って操作する」のが当たり前になりつつあります。 画面をスクロールしたり、拡大縮小したり、指先一つで直感的に操作できるのは本当に便利ですよね。マウスを持ち歩かなくても、膝の上でサッと作業ができるスマートさは、一度慣れると手放せません。
しかし、そんな快適なデジタルライフを送っている最中、突然その機能が失われたらどうでしょう？
「あれ？ 画面をタップしても反応しない…」 「スワイプしてもページがめくれない」 「指で押しているのに、カーソルが動かない」
ついさっきまで動いていたのに、急にただの「ガラスの板」になってしまう。 マウスがあれば操作はできますが、慣れ親しんだ便利さが奪われるストレスは相当なものです。 そして何より、「タッチパネルが壊れた＝画面交換＝修理代が高い！」というイメージが頭をよぎり、青ざめている方も多いのではないでしょうか。
ちょっと待ってください。 タッチパネルが反応しない原因は、必ずしも「画面の故障」とは限りません。 実は、ちょっとした汚れや、Windowsの設定ミス、あるいは「電気のいたずら」で一時的に麻痺しているだけのケースが非常に多いのです。
これを読めば、あなたのパソコンの「触覚」を取り戻すヒントが見つかるはずです。
Windows10のサポートが終了しました
Windows10は、2025/10/14にサポートが終了しました。
このまま放置した場合、ウイルス感染する確率が高くなり、ソフトウェアが使用できなくなる可能性がございます。
詳しくは、LINE・メール・お電話でお気軽にご相談ください。
ステップ1：基本にして極意！「汚れ」と「帯電」を疑え
「壊れた！」と慌てて修理店に電話する前に、まずは深呼吸をして、パソコンの画面をよく見てみてください。 そして、以下の2つの「見えない敵」を排除しましょう。
1. 画面、ベタベタしていませんか？
タッチパネルは、指の微弱な電流や静電容量の変化を感じ取って反応しています。 そのセンサーの邪魔をする最大の敵が、「汚れ」です。
- ハンドクリームを塗った直後の手で触っていませんか？
- カフェでお茶をしながら操作していて、微細な水滴が飛んでいませんか？
- 長期間拭いておらず、皮脂汚れの膜ができていませんか？
特に、画面の端っこ（ベゼルとの境目）にホコリや汚れが溜まっていると、パソコンが「そこをずっと押されている」と勘違いしてしまい、他の場所をタップしても反応しなくなることがあります。 メガネ拭きや、マイクロファイバークロスを使って、画面をピカピカに拭き上げてください。 「ただ拭いただけ」で直るケース、実は修理現場では「あるある」なのです。
2. 冬場の天敵「帯電（静電気）」
冬の神戸は乾燥しています。セーターを着てパソコンに触れると「バチッ」となることがありますよね。 パソコン内部に静電気が溜まると、タッチパネルのセンサーが誤作動を起こしたり、保護機能が働いて一時的にタッチ機能を遮断したりすることがあります。
【放電の儀式】
- パソコンをシャットダウンします。
- 電源コード（ACアダプター）、マウス、USBメモリなど、繋がっているものを「全て」抜きます。
- その状態で、1分～5分ほど放置します。
- 電源ボタンを数回カチカチと空押しします（電気を逃がすイメージ）。
- 電源コードだけを繋いで、起動します。
これでタッチ機能が復活すれば、原因は「帯電」でした。故障ではありません。
ステップ2：Windowsの設定で「無効」になっていないか？
物理的な問題がなければ、次はソフトウェア（中身）の問題です。 Windows Updateの拍子に、あるいは何かのソフトを入れた影響で、タッチパネルの機能が勝手に「オフ」に切り替わっていることがあります。
「デバイスマネージャー」で点呼を取る パソコンの中にある部品たちが正常に動いているかを確認する管理簿、「デバイスマネージャー」をチェックしましょう。
- 画面左下のスタートボタン（Windowsマーク）を右クリックします。
- メニューの中から「デバイスマネージャー」を選んでクリックします。
- ずらりと並んだ項目の中から、「ヒューマン インターフェイス デバイス」という項目を探し、左側の「＞」マークを押して展開します。
- その中に、「HID 準拠タッチ スクリーン」（またはそれに似た名前）という項目がありますか？
【確認ポイントA：そもそも項目がない】 パソコンがタッチパネルという部品を認識できていません。内部ケーブルの断線か、物理故障の可能性が高いです。
【確認ポイントB：下向きの矢印（↓）がついている】 これは「無効化」されています。 その項目を右クリックし、「デバイスを有効にする」を選んでください。これで復活します。
【確認ポイントC：ビックリマーク（！）がついている】 ドライバ（動かすためのソフト）が破損しています。 右クリックして「デバイスのアンインストール」を選び、パソコンを再起動してください。再起動時に自動的に正常なドライバが入り直し、直ることがあります。
ステップ3：恐怖の怪奇現象「ゴーストタッチ」とは？
「反応しない」のも困りますが、それ以上に厄介で、修理が必要な症状があります。 それが「ゴーストタッチ（お化けタップ）」です。
- 何も触っていないのに、画面の特定の場所が勝手に連打される。
- カーソルが勝手にプルプル震える。
- 勝手にフォルダが開いたり、アプリが閉じたりする。
- 文字入力中に勝手に別の場所にカーソルが飛ぶ。
まるで「見えない誰か」が画面を操作しているような、このホラーな現象。 これは、タッチパネルのセンサー（デジタイザ）が故障し、誤った信号を送り続けている状態です。 液晶パネルの目に見えない微細なヒビ割れや、内部の圧力異常、あるいは水濡れによる腐食などが原因で起こります。
ゴーストタッチが発生すると、まともにマウス操作すらできなくなります。勝手にクリックされるため、作業中のデータを消されたり、勝手にメールを送信されたりするリスクすらあります。 この症状が出たら、ソフトウェアの設定で直すのは不可能です。物理的な修理（パネル交換）か、タッチ機能の完全無効化が必要です。
ステップ4：Surfaceなどで多い「バッテリー膨張」の罠
タッチパネル搭載のノートパソコン、特にSurfaceのようなタブレット型や、薄型のモバイルノートをお使いの方に注意していただきたいのが、「バッテリーの膨張」です。
これらの機種は、画面のすぐ裏側にリチウムイオンバッテリーが内蔵されています。 バッテリーが劣化してガスが発生し、風船のように膨らんでくると、どうなるでしょうか？
内側から画面（ガラス）をグイグイと押し上げます。 すると、タッチセンサーに常に強い圧力がかかった状態になり、「反応しなくなる」あるいは「ゴーストタッチが発生する」という症状が現れます。
【チェック方法】 パソコンを閉じて、真横から見てください。 または、画面を指で優しく撫でてみてください。 画面の中央が盛り上がっていたり、ベゼル（枠）とガラスの間に隙間ができていたりしませんか？
もし画面が浮いているなら、原因はタッチパネルではなくバッテリーです。 そのまま放置すると、圧力に耐えきれなくなった画面ガラスが「バリーン！」と割れるか、バッテリーが発火する恐れがあります。 一刻も早く修理店に持ち込んでください。
諦めて「タッチなし」で使うという選択肢
「修理代が高いなら、もうタッチ機能なんていらない！」 「マウスがあれば十分だから、この勝手に動くゴーストタッチだけ止めてほしい！」
そう考える方もいらっしゃるでしょう。 実は、それも一つの賢い解決策です。
先ほど紹介した「デバイスマネージャー」で、「HID 準拠タッチ スクリーン」を右クリックし、「デバイスを無効にする」を選んでみてください。 すると、タッチパネル機能が完全に停止します。
指で触っても反応しなくなりますが、同時に「ゴーストタッチ」も収まります。 これで、普通の（タッチ非対応の）ノートパソコンとしてなら、問題なく使い続けることができます。 修理に出す時間や予算がない場合の、有効な応急処置です。
パソコン修理サービス 神戸三宮店ができること
「放電しても直らない」 「ゴーストタッチがひどくて、無効化の設定すら操作できない」 「画面が浮いていて怖い」
そんな時は、ぜひ私たち「パソコン修理サービス 神戸三宮店」にお任せください。 当店では、お客様の状況に合わせて最適な解決策をご提案します。
1. タッチパネル（液晶）交換 物理的にセンサーが壊れている場合、液晶パネルごとの交換を行います。 Surfaceなどの特殊な機種や、一体型パソコンの修理実績も豊富です。 メーカー修理だとデータが消されてしまいますが、当店なら「データそのまま」で修理可能です。
2. バッテリー膨張によるパネル浮き修理 原因がバッテリーにある場合、バッテリー交換を行います。 初期段階であれば、画面を割らずにバッテリーだけを交換し、タッチ機能を復活させることができるケースもあります（画面が変形しきっている場合は交換が必要なこともあります）。
3. 「タッチ無効化」設定代行 「修理はしないけど、ゴーストタッチだけ止めてほしい」というご依頼も歓迎です。 勝手に動くマウスと格闘しながら設定するのは至難の業です。私たちが専用のマウスやキーボードを使い、迅速にタッチ機能を無効化し、普通のPCとして使える状態にセットアップします。
まとめ
スマホやタブレットに慣れた私たちにとって、タッチパネルはあって当たり前の機能になりつつあります。 しかし、それが不調を起こすと、パソコン全体の操作不能に繋がる繊細なパーツでもあります。
「反応が悪いな」 「勝手に動くな」 そう感じたら、まずは画面を拭き、放電を試し、それでもダメならプロにご相談ください。
三宮駅からすぐの当店なら、お買い物やお仕事の合間に無料診断が可能です。 「ただの汚れだった！」と笑って帰れるのが一番ですが、もしもの故障の際も、私たちが全力でサポートします。
あなたの指先の自由を取り戻し、快適なデジタルライフを守るために。 皆様のご来店、ご相談をスタッフ一同心よりお待ちしております！
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