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ノートパソコンを長く使っていると、「畳む部分」、つまりヒンジ(蝶番)の動きが硬くなったり、軋むような音がしたりすることがあります。
そしてある日、「パタン」と閉じようとした瞬間――バキッと音がして、画面が歪み、ヒンジが割れてしまう…。
そんな悲劇は、意外と多くの方に起きています。
本記事では、ノートパソコンの「畳むところ(ヒンジ)」が壊れる原因や対処法、そして修理時に気をつけたいポイントを、実際の修理現場の視点から解説していきます。
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ヒンジとは?パソコンをつなぐ関節のような部品
ヒンジとは、ディスプレイと本体をつなぐ「金属軸」部分のことです。
内部には小さなネジや支点があり、左右で画面を支えながら、一定のトルクで開閉を保持します。
この構造があるおかげで、私たちは好きな角度で画面を立てて作業ができるわけです。
ただし、このヒンジ部分には常に負荷がかかっており、ノートPCの中でも「最も壊れやすい構造のひとつ」と言われます。
特に、毎日のように開け閉めを繰り返す人や、頻繁に持ち歩くビジネスユーザーは注意が必要です。
ヒンジが壊れる主な原因

ヒンジ破損の原因はいくつかありますが、修理現場でよく見られるパターンを紹介します。
経年劣化による樹脂割れ
多くのノートパソコンでは、ヒンジ自体は金属でも、固定している「土台部分」はプラスチック(樹脂)です。
この樹脂が経年劣化で脆くなり、ヒンジを支えきれずに割れてしまうケースが多いのです。
特に「パキッ」「メキッ」といった音がした後、ディスプレイが片側だけ浮いたり、画面を閉じても隙間ができたりする場合は、内部でヒンジが外れている可能性が高いです。
強く閉じる・片手で開け閉め
ついついやってしまいがちなのが、「片手でパタンと閉じる」動作。
実はこの動き、ヒンジに大きなねじれストレスを与えます。
左右のヒンジは同じタイミングで動くことを前提に設計されていますが、片手で片側だけを押すと、もう片方に無理な力がかかるため、樹脂が割れたりネジが外れたりします。
落下・衝撃・圧迫
バッグに入れて持ち運んでいる際の「軽い落下」や、上に物を置くなどの「圧迫」も、ヒンジ破損の原因となります。
ヒンジ周辺は構造的に弱く、外からの力が加わると、金属軸が微妙に歪んで動作が硬くなり、結果的に破損につながることがあります。
内部ケーブルの絡み・断線
ヒンジの内部には、ディスプレイ信号用のケーブル(LCDケーブル)や、Wi-Fiアンテナの配線が通っています。
これらが長年の開閉で擦れたり、ヒンジが歪んでケーブルを挟んだりすると、映像がチラついたり、最悪の場合、画面が映らなくなることもあります。
ヒンジ破損の「前兆」を見逃さない

実際にヒンジが完全に割れる前には、必ず何らかのサインが現れます。
- 画面の開閉時に「ギシギシ」「ミシッ」と音がする
- ディスプレイの片側が少し浮いている
- 畳むときに抵抗が強く、途中で引っかかる
- 画面がグラグラして角度が保てない
これらの兆候がある場合、すでに内部でヒンジや樹脂ベースがダメージを受けている可能性があります。
そのまま無理に開閉を続けると、ケーブル断線や筐体破損など、被害が拡大してしまうことも。
壊れたらどうする?修理の流れと費用目安
ヒンジ破損を修理する方法は、損傷の度合いによって異なります。
軽度の場合:ネジ止め修復・補強
ヒンジの固定ネジが外れているだけなら、再度締め直しや補強剤で固定するだけで直ることもあります。
中度の場合:樹脂ベースの割れ・筐体破損
ヒンジを支える土台が割れている場合は、筐体の一部補修や部品交換が必要です。
重度の場合:ヒンジ+液晶パネル破損
ヒンジの破損によってディスプレイ側のフレームや液晶パネルまで割れている場合、修理はかなり大掛かりになります。
三宮での修理なら「パソコン修理サービス 神戸三宮店」へ
神戸・三宮エリアで「パソコンの畳むところ(ヒンジ)が壊れた」「画面が閉じられない」といったトラブルにお困りの方は、パソコン修理サービス 神戸三宮店 にお任せください。
当店では、以下のような対応を行っています。
- ヒンジ破損・筐体割れの修復
- 液晶フレームの補修・交換
- 内部ケーブルの点検・再配線
- 樹脂補強
- 他店で断られた古い機種の修理相談
また、修理だけでなく「今後壊れにくくするための開閉方法」や「冷却・清掃メンテナンス」など、実用的なアドバイスも行っています。
ノートパソコンを長持ちさせる“開け閉めのコツ”
ヒンジ破損は構造的な問題もありますが、日々の扱い方で大きく寿命が変わります。
- 開け閉めは両手で中央から行う
- 無理に力を加えず、固く感じたら点検する
- ヒンジにホコリが詰まっている場合はエアダスターで清掃
- 移動時は必ずシャットダウンし、蓋を閉めてから運ぶ
特に「片手で開く操作」をやめるだけでも、ヒンジ寿命は大きく延びます。
まとめ
ノートパソコンの「畳むところ」が壊れるのは珍しいことではありません。
しかし、前兆を放置すると修理費用が倍増し、液晶ケーブルの断線やデータ損失につながる危険性もあります。
壊れたときは自己修理を試みず、まずは専門店で点検を。
神戸・三宮なら、パソコン修理サービス 神戸三宮店 が丁寧に対応いたします。
「少し動きが硬いかも」と感じたら、それは壊れるサインかもしれません。
早めの相談が、あなたの大切なパソコンを守ります。





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