【コラム】Windows 8.1を無理やり使い続けるデメリット

PCトラブル

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Windows 8.1 は 2013 年に登場し、モダン UI(当時の「Metro/Modern スタイル」)、タイル画面など特徴的な設計で話題になりました。

Windows 8 の不評な点を改良した部分もあり、「使いやすい」と感じていたユーザーも多いでしょう。
しかし Microsoft は 2023 年 1 月 10 日をもって Windows 8.1 の公式サポートを終了しました。

つまりそれ以降、新しいセキュリティ更新、バグ修正、技術サポートなどが一切提供されていません。
それでも「動いているから大丈夫」と使用を続ける人もいますが、無理に使い続けることにはさまざまなデメリットがあります。

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Windows 8.1 サポート終了後にすでに起きていること・起こりうること

セキュリティパッチの停止

サポート終了後、Microsoftは Windows 8.1 向けのセキュリティ更新を提供していません。

新しい脆弱性が見つかっても、それが標準で修正されることはないという状態です。
このことは、「既知/未知のセキュリティホールを放置する」ことを意味し、マルウェア・ウイルス・ランサムウェアなどに対する防御が薄くなるということです。

実際、Windows 8.1 のサポート終了後には、この種のリスクを警告する多くのセキュリティ専門家や企業のアドバイザリーが出ています。

技術サポート・ソフトウエアの更新停止

Microsoft による公式技術サポート(トラブル対応など)や、OS のバグ修正が受けられなくなります。つまり、何か問題が起きても「Microsoft 公式には対応しない」という前提で使う必要があります。
また、多くのアプリケーション開発者も古い OS の互換性保証を打ち切ることが多く、
新しいアプリや最新バージョンが Windows 8.1 で正常に動かない可能性が高くなります。

ドライバやハードウェア対応の劣化

新しいデバイス(プリンタ・スキャナ・無線機器など)のドライバが Windows 8.1 向けに提供されないことが一般的になってきます。

新しい USB 規格、Wi-Fi 規格、高速 NVMe SSD なども、十分なサポートが得られない可能性があります。

これにより、「使いたい周辺機器が使えない」「性能を発揮できない」という状況が増えます。

コンプライアンス・法令遵守・業務リスク

企業や団体で Windows 8.1 を使い続けることは、コンプライアンス上の問題を引き起こす可能性があります。

個人情報保護法、業界ごとの規制、セキュリティ基準などで「サポート切れのOSを使っている」という状態は評価がマイナスになることが多いです。

特に顧客データを扱う組織や公共機関などでは、この点が大きなネックになります。

新しい脅威に対して無防備になる

サポート終了後、Windows 8.1 上で発見された新しい攻撃ベクトル、ゼロデイ脆弱性などは修正されません。

つまりインターネット接続している限り、未知のリスクにさらされ続けることになります。
加えて、ブラウザやセキュリティソフトの更新が遅れるか停止することもあり、攻撃への耐性が下がります。

パフォーマンス・体験の低下

最新 OS に比べると、UI のアップデートや新しい機能が使えないことが使い心地に影響します。

例えばセキュリティ機能、仮想化、暗号化、リモートワーク対応など、近年重視されている機能が OS レベルで足りないと感じることがあります。
新しいアプリが Windows 8.1 で最適化されていないケースも多いです。

「無理に使い続ける」ことの具体例と影響

  • ウイルスやマルウェア感染により、個人情報が漏れる
  • 不正アクセスやランサムウェアによりデータが暗号化され、取り返しがつかない被害を受ける
  • 使用中のアプリが更新を停止し、新機能や修正が加わらないため競合との対応で問題が起きる
  • 周辺機器(プリンタ・スキャナ等)がドライバ未対応で使えない、または不安定になる
  • 仕事で使うソフトが Windows 8.1 非対応となり、業務の効率化や互換性で困る

どうすれば安全に移行できるか?代替案と対策

「今すぐ Windows 8.1 を捨てる」という選択が難しい場合でも、リスクを減らしながら使い続けるための対策があります。

  1. Windows 10/11 へのアップグレードを検討する
    可能であれば OS をアップグレードするのが一番の近道。
    ハードウェアが条件を満たしていない場合、新しい PC を購入することも選択肢に。
  2. セキュリティソフトを強化する
    信頼できる有料セキュリティソフトを導入し、マルウェア定義・ウイルス定義を最新に保つ。
  3. ブラウザや主要アプリを最新にする
    インターネット使用時のブラウザ、メールソフト、クラウド系アプリなどはサポートされている最新バージョンを使う。
  4. インターネットへの接続を制限する
    使用しない状況ではネットをオフにする、外部接続を制限することで攻撃の入口を減らす。
  5. データのバックアップを定期的にとる
    万が一マルウェアや故障でデータが失われても復元できるよう、外付けストレージ、クラウドなどを活用。
  6. ハードウェア・ドライバの互換性チェック
    周辺機器のドライバが Windows 8.1 向けで最新かを確認し、更新可能なら最新化する。

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「Windows 8.1 を無理に使い続けるかどうか迷っている」「安全に移行できるか確認したい」「現在の PC の寿命を延ばしたい」――そのような方々には、パソコン修理サービス 神戸三宮店がお手伝いできます。

  • 現在の PC が Windows 10 や Windows 11 に対応しているかどうかの診断
  • OS 移行作業(データ移行・アプリの互換性チェックなど)
  • セキュリティ対策、バックアップ体制の構築
  • 周辺機器ドライバの適合確認や管理支援

そうした相談を受けつつ、安全なパソコン環境への移行をトータルでサポートしています。

まとめ

Windows 8.1 を無理に使い続けることには見逃せないデメリットがあります。

具体的には

  • セキュリティ更新が完全に停止しており、未知の脆弱性にさらされ続ける
  • アプリ・ドライバのサポート切れによる互換性問題
  • 法令・業務上でのリスク、コンプライアンス問題
  • 最新機能・ユーザー体験から取り残される

一方で、対策を取れば被害を最小限に抑えられることも確かです。
そして、「どうするか迷っている」ならば、まずは現状の診断と将来の選択肢を整理することが第一歩です。

迷ったら パソコン修理サービス 神戸三宮店 に相談してください。
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