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Windows 7といえば、2009年に登場して以降、多くのユーザーに支持され続けた名作OSです。
シンプルで安定感があり、Windows XPから移行したユーザーを中心に「これが一番使いやすい」と長年言われてきました。
現在でも企業や個人で「どうしても手放せない」という声が少なくありません。
しかし問題は、Microsoftが2020年1月にサポートを終了しているという点です。
つまり、公式のセキュリティ更新はすでに行われておらず、無理に使い続けることには大きなリスクが潜んでいます。
今回はその「デメリット」に焦点をあて、なぜWindows 7を延命することが危険なのかを掘り下げていきます。
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セキュリティリスクは致命的に高い

Windows 7を使い続ける最大のデメリットは、やはりセキュリティです。
サポートが終了しているため、新たに発見された脆弱性は修正されません。結果として以下のリスクが高まります。
- 未修正の脆弱性を突いたウイルス感染やマルウェア攻撃
- ランサムウェア(データを暗号化して身代金を要求するウイルス)の格好の標的になる
- フィッシング詐欺や不正アクセスで個人情報が盗まれる可能性が増大
過去にもWindows XPがサポート終了後、世界的なマルウェア感染が爆発的に広がった例があります。
Windows 7も同じ轍を踏む危険性は十分にあります。
新しいアプリやサービスが動かない

次に問題となるのは、ソフトウェアやサービスの互換性です。
多くの開発者はすでにWindows 7を切り捨てており、以下のような事象が増えています。
- 最新のブラウザ(Google ChromeやMicrosoft Edgeなど)がインストールできない、更新されない
- ZoomやTeamsなどのオンライン会議ソフトが正常動作しない
- セキュリティソフトも対応外になり、インストールすらできないケースがある
つまり、日常的に使うアプリが徐々に使えなくなり、最新のサービスを享受できなくなるのです。
ハードウェアとの相性問題
Windows 7は古いOSなので、新しいハードウェアとの相性が合わなくなっています。
- 最新のCPU(Intel 第12世代以降やAMD Ryzenシリーズ)ではドライバが用意されていない
- SSDやNVMeストレージを最大限に活かせない
- USB-CやThunderboltなどの新規格に対応できない
結果として、せっかく新しいPCを購入してもWindows 7では性能を活かせない、またはインストール自体ができないといった状況に陥ります。
法令やビジネス面でのリスク

個人利用ならまだしも、企業でWindows 7を使い続けるのはさらに危険です。
- 個人情報保護やセキュリティ規制に違反する可能性
- サイバー保険や監査で「サポート切れOSの利用」が問題視される
- 万一の情報漏えい時に、管理責任が問われやすくなる
特に医療、教育、金融関係では「最新のセキュリティ環境で運用する」ことが前提条件となっている場合が多く、Windows 7を使い続けることは業務停止リスクにも直結します。
無理に延命する方法もあるが…
一部では「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」を契約することで延長サポートを受けられる方法もありましたが、これは法人向けかつ期間限定の措置で、すでに終了しています。
一方、インターネットに接続せず、スタンドアロン環境でのみ利用することでリスクを下げる方法もあります。
例えば、古い専用ソフトや機器制御のために「どうしてもWindows 7が必要」というケースです。しかしこれはあくまで特殊な環境に限られ、一般家庭や業務での継続利用には適していません。
代替案としての移行
Windows 7から移行する場合、多くのユーザーはWindows 10またはWindows 11を選択します。Windows 10は2025年にサポート終了を迎えるため、今ならWindows 11への移行を視野に入れるのが現実的です。
古いパソコンでも、メモリ増設やSSD換装でWindows 10にアップグレードして延命できるケースもあります。
ただし、Windows 11はTPM 2.0やSecure Bootといった新要件を満たす必要があるため、ハードウェアの買い替えが必要になることもあります。
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まとめ
Windows 7は確かに名作OSでした。
しかし、サポートが終了した今、無理に使い続けることには大きなデメリットがあります。
- セキュリティの穴が放置される
- 最新アプリやサービスが利用できない
- 新しいハードウェアと相性が悪い
懐かしさや利便性だけで延命するのは危険です。
必要であればデータを安全に移行し、新しい環境へシフトすることが将来的な安心につながります。
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