三ノ宮から徒歩2分のパソコン修理店「パソコン修理サービス」です!
近年、パソコンやスマートフォンの普及に伴い、写真や動画、仕事の資料など、私たちが扱うデータ量は急速に増えています。
そんな中で注目されているのがNAS(Network Attached Storage)です。
NASは簡単に言えば「ネットワークにつながる外付けハードディスク」で、家庭から企業までさまざまな用途で利用されています。
今回は、その具体的な使い道とメリット、注意点を詳しく解説します。
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NASとは?

NASは「Network Attached Storage」の略で、LAN(ローカルネットワーク)を介して接続するストレージ機器です。
USB接続の外付けHDDと異なり、ネットワーク経由で複数の機器から同時にアクセスできるのが最大の特徴です。
主な構成
- 本体(筐体):ストレージを格納し、ネットワーク接続機能を持つ
- HDD/SSD:データを保存する記憶装置
- OS/管理ソフト:ユーザー管理や共有フォルダ設定を行う
NASの主な用途
ファイルサーバーとして
NASは家庭やオフィスのファイル共有に最適です。
例えば、家族全員の写真をNASに保存しておけば、スマホやパソコンからいつでも閲覧・ダウンロードが可能です。
ビジネスでは、社内のドキュメントや設計データなどを一元管理できます。
バックアップ用ストレージ
PCやスマホのデータを自動でNASにバックアップする設定が可能です。
特に企業では、万が一PCが故障しても業務データを失わないよう、日次や週次でバックアップを行う運用が一般的です。
メディアサーバー
NASはDLNAやPlexなどのメディアサーバー機能を搭載しているモデルも多く、音楽・動画・写真を家庭内のテレビやタブレットで再生できます。
Blu-rayレコーダーやスマホからもアクセスできるため、家庭の「画像・動画置き場」として機能します。
クラウドストレージ代わり
Google DriveやDropboxなどのクラウドサービスと似た使い方も可能です。
外出先からVPNや専用アプリを使ってNASにアクセスすれば、自宅やオフィスのデータを安全に取り出せます。
自前のNASはクラウドと違い、容量制限が少なく、ランニングコストを抑えられるのが魅力です。
監視カメラの映像保存
NASはIPカメラと連携して、防犯カメラの映像を自動で保存する用途にも使えます。
店舗やオフィスでは、監視映像の長期保存に適しています。
NASのメリット
- 複数デバイスから同時アクセス可能
家族や社員が同時にデータを使えるため効率的です。 - データ管理の一元化
データが散らばらず、最新版を常に共有できます。 - 自動バックアップ
定期的なバックアップ設定により、データ損失のリスクを軽減します。 - 容量拡張が容易
HDDを追加・交換することで大容量化が可能です。
NAS導入時の注意点
RAID設定の理解
NASはRAID機能により、HDD障害時の冗長化が可能ですが、RAID=バックアップではありません。
誤削除やウイルス感染はRAIDでも防げないため、別途外部バックアップが必要です。
また、誤ってRAID0に設定してしまうと、片方のHDDが故障した場合、すべてのデータが破損します。
セキュリティ対策
ネットワークに接続されているため、不正アクセスのリスクがあります。
強力なパスワード設定やファームウェア更新は必須です。
24時間稼働による負荷
NASは常時稼働が基本なので、冷却やホコリ対策を怠ると故障リスクが上がります。
家庭用と業務用の違い
家庭用NASはコンパクトで省電力、簡単な管理UIが特徴です。容量は数TB〜十数TBが一般的です。
一方、業務用NASは耐障害性が高く、複数ベイ(HDDスロット)や高速ネットワーク対応など、高性能な機能を備えています。
NASでトラブル時は当店へ!

NASは便利ですが、故障やデータ消失のリスクもあります。
特にRAID構成のNASが壊れた場合、自力での復旧は難しく、誤った操作でデータが完全に失われる危険もあります。
神戸市でNASやパソコンに関するトラブルが発生した場合は、パソコン修理サービス 神戸三宮店がおすすめです。
当店ではNASの故障診断、HDD交換、RAID再構築、データ復旧などに対応しており、経験豊富な技術者が迅速かつ安全に作業を行ってくれます。
まとめ
NASは家庭用から業務用まで幅広く活躍する便利なストレージです。
ファイル共有、バックアップ、メディアサーバー、クラウド代替、防犯映像保存など、多彩な用途があります。
ただし、セキュリティやバックアップ体制を整えて、安全かつ長期的に運用することが大切です。
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