【三宮のパソコン修理】パソコンの音を複数のスピーカーから同時に鳴らす方法とは?|意外と知られていない設定&注意点を徹底解説!

PCトラブル

神戸・三宮でパソコン修理を営んでいる【パソコン修理サービス 神戸三宮店】です。

最近、音にこだわりのあるお客様やリモートワーク・動画鑑賞を快適にしたいという方から、こんなご相談を受けることが増えました。

「Bluetoothスピーカーと有線スピーカー、同時に音出せますか?」
「部屋の複数の場所にスピーカーを置いて、音楽を流したいんです」
「ディスプレイのスピーカーと外部スピーカー、両方から同時に音を出したい」
「オーディオインターフェース+PCスピーカーを一緒に使いたいけど、無理?」

結論から言うと、「Windowsの初期設定だけでは複数スピーカーから音を出すことはできません」
でも、ちょっとした設定やソフトウェアを使えば可能になります!

今回は、パソコンの音を複数のスピーカーから同時に鳴らす方法、注意点をわかりやすく解説します。

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Windowsでは通常1出力が基本仕様

Windows(10/11)では、オーディオ出力の仕組みとして「既定の出力デバイス(Default Device)」を一つだけ選択するのが基本です。

つまり、Bluetoothスピーカーと有線スピーカーを同時に接続していても、どちらか一方にしか音は流れないのが通常の動作なのです。

でも、「あきらめるしかないのか?」というと、答えはNOです!

方法①:ステレオミキサーを使って複数出力(無料で可能)

「ステレオミキサー」とは、PC内部の音声信号を仮想的に入力・出力できる機能のことです。

✅ 設定方法(Windows 11の例)

  1. 右下の音量アイコンを右クリック →「サウンドの設定」
  2. 「サウンドコントロールパネル」を開く
  3. 「録音」タブで「ステレオミキサー」を右クリック →「有効にする」
  4. 「ステレオミキサー」のプロパティ →「このデバイスを聴く」→ 希望の出力先を選択

これで、一方のスピーカーにメイン音声、もう一方に“コピー音声”を出力する形で同時に鳴らすことが可能になります。

✅ 注意点

  • ステレオミキサーが無い場合もあります。
  • 若干の音ズレ(遅延)が起こることも
  • Bluetoothスピーカーはこの方法だと対応が不安定

方法②:Audio RouterやVoicemeeterなどの仮想オーディオソフトを使う

もう少し柔軟に制御したい場合は、フリーソフトやサードパーティ製ツールを使うのがおすすめです。

🔧 代表的なソフト

  • Voicemeeter(VB-Audio製):仮想ミキサーで複数出力対応
  • Audio Router:アプリごとに出力先を切り替え可能

これらを使えば、Bluetoothスピーカー+有線スピーカーの同時鳴動や、特定のアプリ音声だけを別のデバイスに流すなど、プロっぽい音響設定が可能になります。

✅ メリット

  • 音質の劣化が少ない
  • アプリごとに出力を指定できる
  • 音ズレを最小限にできる

✅ デメリット

  • 設定がやや複雑(英語UIもあり)
  • PCスペックや相性により不安定なことも
  • サポートが自己責任(公式の機能ではない)
  • DRM保護されているコンテンツを再生できない場合が多い

方法③:物理的に音を分配する(オーディオ分配器)

もしソフトの設定が苦手な方は、アナログ出力を分配する方法もあります。

例えば、ヘッドホンジャックを「3.5mm分配ケーブル(Y字型)」で2つに分けて、それぞれ別のスピーカーに接続する方法です。

✅ メリット

  • 設定不要・すぐに使える
  • 複数の有線スピーカーに簡単対応

✅ デメリット

  • 音質が劣化する場合あり
  • 音量や音質が均等にならないこともある
  • Bluetooth機器とは併用不可

実際のトラブル事例【パソコン修理サービス 神戸三宮店での対応】

当店では、以下のような「音が複数から鳴らない」トラブルに対応してきました。

● 事例①:会議用マイク&スピーカーと家庭用スピーカーを同時使用したい

→ Voicemeeterを導入し、両方から音声出力する設定を代行。

● 事例②:Bluetoothスピーカー+TVのスピーカーから音を出したい

→ 音ズレの少ないUSBサウンドカードを導入し、安定出力を実現。

● 事例③:動画編集中、ヘッドホンとモニタースピーカー両方から音が欲しい

→ ステレオミキサー+Y字分配ケーブルを組み合わせ、低コストで実現。

「音が出ない」「片方からしか聞こえない」そんな時は…

複数出力を狙うと、ドライバの不具合や設定ミス、OSアップデートによる動作不良なども起こりやすくなります。

✅ スピーカーは認識してるのに音が出ない
✅ 音ズレが大きくて使い物にならない
✅ アプリによって片方しか鳴らない

そんなときは無理に自力でいじらず、トラブル対応のプロに相談するのが得策です。

まとめ

「パソコンの音声を複数スピーカーから鳴らしたい」と思ったとき、正しく理解しておくべきポイントは次の通りです。

  • Windowsでは基本1出力のみ
  • ステレオミキサーや仮想ソフトを使えば拡張可能
  • Bluetoothと有線の同時使用には工夫が必要
  • 物理分配器でも一部対応可能だが制限あり
  • 複雑な環境では専門サポートが確実!

ご相談はお気軽に!

音響まわりの設定は、トラブルや相性問題も多く、ネットの情報通りにうまくいかないケースも少なくありません。

そんなときは、「パソコン修理サービス 神戸三宮店」へお気軽にご相談ください!

  • Bluetoothと有線の同時出力設定
  • オーディオインターフェースの初期設定サポート
  • スピーカー交換・ケーブル配線なども対応OK!

ご相談は、LINEメールお電話にて承っております。お気軽にご連絡ください!

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