【三宮のパソコン修理】.NETランタイムエラーって何？突然のクラッシュに悩まされたときの原因と解決法

神戸三宮でパソコン修理を営んでいる「パソコン修理サービス神戸三宮店」です。

普段何気なく使っているパソコンで、ある日突然、こんなエラーが出て戸惑ったことはありませんか？

「.NET Runtime Error」
「アプリケーションは予期せず終了しました」
「.NET Framework に関連する重大なエラーが発生しました」

「…これ、一体なんのこと？」「何をどうすれば良いの？」
そんなふうに困ってしまう方が多く、当店でもよく寄せられるご相談のひとつです。

この記事では、

をわかりやすくご紹介します！

そもそも「.NETランタイムエラー」ってなに？

「.NET（ドットネット）」とは、Microsoftが開発したプログラミングの実行基盤（ランタイム）です。
Windows上で動作する多くのアプリやシステムツールは、この.NETランタイム上で実行されています。

つまり、「.NETランタイムエラー」とは、アプリを実行中に、その裏で支えるプログラム（ランタイム）で問題が発生している状態なのです。

以下は、当店に寄せられた実際の例です。

インストール中にトラブルが発生した場合や、ディスクの不具合などでランタイムの一部が破損していると、アプリが起動しないことがあります。

アプリそのものに未処理の例外（Unhandled Exception）が含まれていると、.NETランタイムがエラーを吐いてクラッシュすることがあります。

これは開発者側の問題ですが、ユーザーでは対処のしようがないので厄介です。

Windowsアップデート後に、ドライバと.NETの互換性が壊れることがあります。
特に古いソフトや自作アプリではこのパターンが多く見られます。

悪意あるコードが.NETアプリを誤動作させている可能性もあります。
セキュリティソフトが一部ファイルを誤って削除してしまうケースもあります。

公式サイトから最新版の.NET Frameworkをダウンロード・再インストールします。

インストール後はパソコンを必ず再起動してください。

「スタート」→「イベントビューアー」で「アプリケーションログ」を確認。
どのアプリでエラーが起きているかを特定できます。

エラーが特定のアプリに限定されている場合、そのアプリの再インストールやバージョンアップで直ることがあります。

最近の変更が原因と思われる場合、システムの復元で元に戻すことも可能です。
また、常駐ソフトを制限して起動する「クリーンブート」も有効な対処法です。

.NETランタイムエラーは、「ソフトとWindows」「アプリとドライバ」「セキュリティ設定とアプリの動作」など、複雑な要因が絡み合って起きていることが多くあります。

そのため、以下のような症状がある場合は、自己対応より専門店での診断・修復がおすすめです。