神戸三宮でパソコン修理を営んでいる「パソコン修理サービス 神戸三宮店」です。
近年、Windows11搭載パソコンの導入が進む一方で
- 「昔のXP用ソフトを使いたいけど、起動しない」
- 「Windows11にXPモードってあるの?」
- 「業務用アプリがXPでしか動かない…どうすれば?」
といった“古いソフトウェア”に関するご相談が急増しています。
この記事では、Windows11でXPモードは使えるの?という素朴な疑問から、代替手段やプロによる対応策まで、詳しく解説していきます。
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当店では、Windows11対応PCをお買い上げいただいたお客様を対象に、これまで使っていたパソコンからのユーザーデータ移行をWindows10のサポートが終了する日まで無料で実施しております。
詳しくは、LINE・メール・お電話でお気軽にご相談ください。
XPモードとは?そもそも何だったのか?

まず、「XPモード(XP Mode)」について説明いたします。
これは、Windows7 Professional/Ultimate/Enterpriseで提供されていた機能で、「Windows XP互換の仮想マシン(Virtual PC)上で古いソフトを起動する」という仕組みでした。
企業や一部のユーザーにとって、業務用アプリの互換性確保に非常に重宝されていた機能ですが…
- Windows8以降、公式には廃止
- Windows10・11には搭載されていない
というのが現状です。
Windows11に「XPモード」は存在しない

残念ながら、Windows11にはXPモードは存在しません。
しかし、代替手段はあります。
特に以下のようなケースでは「仮想化」や「互換設定」で解決できることが多いのです。
Windows11でXP時代のソフトを動かす3つの方法
Windowsの互換モードを使う(軽度な場合)
Windows11には「互換モード」が用意されており、
- ソフトのアイコンを右クリック → プロパティ → 互換性タブ
- 「Windows XP(Service Pack 3)」などを選択
で、旧バージョンのWindows上で動作しているように振る舞わせることができます。
動作が軽いアプリやシンプルなインストーラーなどであれば、これだけで動作する場合もあります。
仮想化ソフト(Hyper-V / VirtualBox / VMware)

XP環境を再現するために仮想マシンを使う方法です。
使用例
- Oracle VirtualBox や VMware Player を使って、Windows XPの仮想マシンを作成
- そこに旧ソフトをインストールして動かす
メリット
- ほぼ100%の互換性が得られる
- OSレベルでXPが動作しているため信頼性が高い
デメリット
- XPのライセンス(ISOファイルやプロダクトキー)が必要(OEMプロダクトキーはNG)
- セットアップや管理に専門知識が必要
特に、業務アプリやCADなど高度なソフトの場合、仮想化は非常に有効な選択肢となります。
Windows11 ProのHyper-V機能を利用する
Windows11 ProまたはEnterprise版では、「Hyper-V」という仮想化機能が標準で使えます。
こちらを使えば、より安定的かつ高速なXP仮想環境が構築可能です。
XPソフトが絶対に必要な業務用途の方へ
当店にも、以下のようなご相談が寄せられています。
- 会計・業務用ソフトがXP専用で新しいOSで起動できない
- 古い検査機器・制御機器と接続するソフトがXPでしか動かない
- XP環境で作成されたファイルが現行ソフトで開けない
こうした場合、Windows11への移行時にXPソフトをどう扱うかが非常に重要です。
自分で仮想環境を作るのは難しい…そんなときは?
仮想化ソフトやXPライセンスの扱い、仮想ネットワークの設定などは、PC中・上級者でないと難しい部分も多いうえ
「ISOファイルって何?」
「仮想NICのブリッジ接続??」
「起動はできたけどUSBデバイスが認識されない…」
というお悩みが出てくると思われます。
また、曖昧な状態で環境を構築してしまうと、マルウェアに対して無防備になることが多いです。
そのため、専門家へ相談・構築してもらうのが最適解です。
当店での対応事例
当店では、XPソフト動作環境の構築支援を含め、以下のようなサポートを行っています。
サービス内容 | 詳細 |
---|---|
XP仮想マシン構築 | お客様のライセンスを活かしてXP環境を再構築 |
ソフト動作検証 | XP専用アプリの正常動作を確認し納品 |
デバイス接続設定 | USB機器・プリンタ・外部接続機器のXP環境連携 |
データ移行サポート | XP環境から現行PCへのデータ移行 |
XP⇔7,8,8.1,10などのデュアル環境構築 | 旧環境と新環境の併用をご希望の方向け設定支援 |
ご要望に応じて、リモート接続設定やセキュリティ強化などもご提案可能です。
実際のお客様の声
「どうしてもXPで動かさないといけない制御ソフトがあって相談したところ、仮想環境を完璧に整えてもらい、本当に助かりました」
(神戸市・製造業経営者)
「仕事で使っていた旧バージョンのソフトが動かなくなり困っていたが、互換性チェックや仮想環境構築など、全て任せられて安心だった」
(淡路市・工場勤務)
XP時代のソフトを動かしたい場合、あきらめずに相談を!
XPモードはWindows11には存在しませんが、仮想化や互換設定を駆使することで、多くのXP時代ソフトは今でも活用可能です。
「動かないから買い替えるしかない」と諦める前に、ぜひご相談ください。
パソコン修理サービス 神戸三宮店では、単なる修理だけでなく、こうした過去の資産の活用にも力を入れています。
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