.xlsxファイルの既定のアプリを変更できないときの解決方法【神戸のパソコン修理サービス】

こんにちは！
神戸でパソコン修理を専門に行っている「パソコン修理サービス」です。

今回は、Windows環境で「.xlsxファイルの既定アプリが変更できない」というトラブルについて解決方法を詳しく解説します。

パソコンを使う上で、Excelファイル（.xlsx）が正しく開けない、あるいは既定のアプリが変更できない状況は非常に不便です。

この問題の原因と解決手順をご案内しますので、同じトラブルに直面している方はぜひお役立てください。

もし、ご自身での解決が難しいと感じた場合、近隣の「パソコン修理サービス」へお問い合わせください。

なぜ.xlsxファイルの既定アプリが変更できないのか？

.xlsxファイルが正しくExcelで開けない、既定アプリが変更できない原因として、以下の理由が考えられます。

レジストリ設定の不整合
　以前に.xlsxファイルをInternet Explorerや別のアプリケーションで開いた履歴が残り、関連付けが適切に設定されていない場合があります。
Windowsの関連付け不具合
　Windowsのファイル関連付けが一部破損していると、既定のアプリを変更しても反映されないことがあります。
ユーザー操作ミス
　.xlsxファイルをダウンロードした際、誤って「Internet Explorerで開く」などの設定を選択してしまった可能性があります。
Officeが入っていない
Officeアプリが入っていないのが原因で、違うアプリを既定のアプリとして選択していることがあります。

Windowsのレジストリに残っている不整合を修正することで解決できる場合があります。

誤ってレジストリのキーなどを消すと、パソコンが起動しなくなる可能性があります。
操作が一つでもわからない場合は、ご自身で直すのはやめましょう。

コマンドプロンプトで状態を確認
1. Windowsキーを押し、「cmd」と入力して「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選びます。
2. 次のコマンドを入力してEnterを押します。
  reg query HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts\.xlsx /s
  これにより、現在の.xlsxファイルに関連付けられた情報を確認できます。

正常ですと、以下のように表示されると思います。

レジストリエディタで設定を削除
1. Windowsキー + Rを押し、「regedit」と入力してEnterを押します。
2. 以下のキーに移動します：コードをコピーするHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts\.xlsx\UserChoice
3. UserChoiceを右クリックして削除します。
再起動して変更を適用
レジストリエディタを閉じたら、パソコンを再起動してください。
Excelを既定アプリに設定
再起動後、.xlsxファイルを右クリックし、「プログラムから開く」→「別のアプリを選択」を選びます。Microsoft Excelを選んで「常にこのアプリを使う」にチェックを入れます。

既定のアプリ設定を確認し、変更を試みます。

レジストリ編集時の注意
　レジストリを操作する際は、誤操作を防ぐためにバックアップを取ることをおすすめします。レジストリエディタの誤設定は、システムに深刻な問題を引き起こす可能性があります。
Excelの再インストール
　Microsoft Excel自体が正しくインストールされていない場合、既定アプリの設定が反映されないことがあります。一度アンインストールして再インストールを試みてください。