今回はCPUグリスが乾ききってしまい、動作が困難になっていたMicrosoft Surfaceを修理致しました。
CPUグリスは温度を調節するために塗られており、乾いてしまうとCPUの温度が下がらず、勝手に電源が落ちてしまったり、動いてもすぐに動作がカクつくようになってしまいます。
パソコン修理は「パソコン修理サービス」にお任せ!
パソコン修理サービスでは、SurfaceやMacbookといった、他店では断られるようなものでも受け入れております。
これらの製品は特殊な設計や部品が使用されているため、一般的な修理店では対応が難しく、断られることも多いです。
しかし、当店は豊富な知識と経験を持つ技術者が在籍しており、特定のブランドやモデルに関わらず、幅広い修理対応が可能です。
例えば、画面割れやバッテリー交換、キーボードの不具合、またはソフトウェアのトラブルなど、さまざまな問題に対応いたします。
どのような機種でも、お気軽にご相談ください。
作業内容
タッチパネルを外す
Surfaceの場合は、タッチパネルで蓋をされているので、熱を使って接着剤を剥がします。
すると、中の基盤にアクセスできます。
配線やカメラをガードしている部品を外す
カメラなどを固定していたプラ部品を外します。
CPUのヒートシンクを外す
この下のヒートパイプの更に下にグリスが塗られています。
ヒートパイプを外す
ヒートパイプを外します。
外すとようやくCPU本体と乾いたグリスが見えます。
CPUグリスを塗り替える
このように塗ります。
もとに戻す前の動作確認
一時的に画面とヒートシンク一式をつけ、正常に動作するかを確認します。
正常に動作しました!このあと、剥がした接着剤を再度画面を取り付けます。
これで作業は完了しました。
まとめ
今回の修理では、Microsoft SurfaceのCPUグリスの塗り替えを行いました。Surfaceは薄型で精密な設計のため、作業には慎重な手順が必要ですが、無事に修理を完了しました。
グリスを塗り替えた後、仮組みの状態で一時的に動作確認を行ったところ、Surfaceは正常に動作し、温度管理も改善されました。最終的に、タッチパネルを接着し直し、修理は無事完了しました。
今回の修理では、温度管理が不十分になるとパフォーマンスに影響が出やすい薄型のデバイスでも、乾いたグリスを塗り替えることによって、解決します。
「パソコンが熱くなりすぎて動きが悪い」「突然パソコンが落ちる」「動くけどかくかく過ぎて使えない」などの症状がある場合は、ぜひ当店までご相談ください。
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