最近、長年パソコンを使っている方が、古い習慣を続けてしまうことで、トラブルを引き起こすケースが増えています。
昔のパソコンと今のパソコンは、性能や仕組み、耐久性など多くの点で違いがあるため、昔の方法が今のパソコンにとってはリスクになる場合もあります。
そこで今回は、昔の感覚でやってしまいがちな、今のパソコンにとって「ダメな習慣」をご紹介します。
1. デフラグを頻繁に行う

昔のパソコン(HDD搭載モデル)では、データが断片化していくため、デフラグを行うことで速度が改善されました。
しかし、現在の多くのパソコンにはSSD(ソリッドステートドライブ)が搭載されています。
SSDはHDDとは異なる技術でデータを処理するため、頻繁なデフラグは逆に寿命を縮める原因になります。
また、HDD搭載パソコンであっても、現行のOSでは自動で最適化が行われているので、デフラグは不要です。
SSDを使用している場合は、デフラグを実行せず、OSの自動メンテナンスに任せるようにしましょう。
2. 電源を頻繁にオンオフする
昔のパソコンでは、長時間使用すると熱がこもりやすく、頻繁に電源をオフにすることで冷却や消耗を抑えることが一般的でした。
しかし、今のパソコンは省エネ設計が進んでおり、スタンバイモードやスリープモードを活用することで電源のオンオフによる負担を軽減できます。
特にノートパソコンでは、スリープモードにしておくことで、起動時間を短縮しながら電力消費も抑えられます。
3. ソフトのアンインストールにレジストリのクリーンアップが必須と考える

昔は、ソフトウェアのアンインストール後にレジストリクリーナーを使い、システムをクリーンに保つことが推奨されていました。
しかし、現在のOSは、アンインストール時にレジストリ情報を自動で処理してくれるため、頻繁にレジストリクリーナーを使用する必要はありません。
むしろ、間違ったレジストリの削除はシステムの不具合を引き起こすリスクが高まります。
また、過去に購入したレジストリクリーナーなどを使用すると、致命的な破壊を起こす確率が高いです。
クリーンアップが必要な場合は、OSに備わっている標準のツールを利用しましょう。
4. 外部ストレージを抜く必要がない

以前のパソコンでは、外付けHDDやUSBメモリを挿したままにしておくと、パソコンの起動が遅くなることがあり、使用後すぐに取り外すことが一般的でした。
しかし、最近のOSでは取り外しておく必要がありません。
むしろ、パソコンのアクセスランプが点滅している際に抜くとデータが破損する恐れがあるため、外付け機器の取り外し時には必ず「安全な取り外し」を行いましょう。
5. 定期的に分解して掃除をする

パソコンは、長期間使用すると内部にホコリがたまり、冷却効果が低下することがあります。
特に古いデスクトップでは掃除が頻繁に必要でした。
昔のデスクトップ・ノートパソコンは今よりも頑丈で、パーツの取り外しも比較的簡単だったため、清掃もかなり簡単でした。
今のパソコンもホコリはたまりますが、ノートパソコンや一体型モデルでは解体が難しく、誤って触ると故障の原因にもなり得ます。
さらに、頻繁に分解をしていると、留め具の部分が疲労して割れたり、折れたりすることがあります。
内部清掃が必要な場合は、専門の技術者に任せることをおすすめします。
無理に分解せず、エアダスターを使って外からホコリを吹き飛ばす程度にとどめるのが良いでしょう。
6. 古いセキュリティソフトを使い続ける
昔から使っているセキュリティソフトを使い続けている方も多いかもしれませんが、現在はOSのセキュリティ機能が強化されており、以前ほどサードパーティのセキュリティソフトに依存する必要はありません。
ありがちなのが、購入当初から入っていたウイルス対策ソフトをそのまま使い続けているか、期限が切れたまま放置しているパターンです。
もちろん、信頼できるセキュリティソフトの使用は重要ですが、古いバージョンを使い続けると、最新の脅威に対応できなくなるため、定期的にアップデートするか、システム標準のセキュリティを活用しましょう。
7. メールクライアントをオフラインで操作する
かつては、オフラインでメールを操作することが一般的でしたが、今ではクラウドサービスを利用するケースが増えており、インターネット上でリアルタイムにメールを管理できるようになっています。
ローカルのメールクライアントを利用すると、万が一の際にデータが失われる可能性もあるため、クラウドメールを活用することで、データの安全性を保つことができます。
8. 古いデバイスのドライバを再インストールしない
昔はドライバの再インストールがパフォーマンス改善に役立つとされていましたが、今のパソコンでは、自動的に最適なドライバが適用されるため、再インストールが必要ない場合もあります。新しいOSで古いデバイスを使用する場合、適合しないドライバを再インストールすると、不具合が発生する可能性もあるため、特に注意が必要です。
9.古いソフトウェアをインストールしない
Windowsは古いソフトウェアの互換性はかなり高いですが、一部ソフトはVB6、16bitアプリケーションを使用してる場合があり、インストールをしてしまうと動かないどころか、Windows自体が不安定なることがあります。
ハードウェアドライバなども同様で、昔のビデオキャプチャーボード、オーディオボードは新しいWindowsに対応していないのにドライバがインストールすることができる場合がありますが、その場合はたいてい、動作が不安定かWindowsを巻き込んでブルースクリーンを多発するようになります。
また、古いソフトウェアはセキュリティに穴が開いたまま放置されているので、基本的にネットワークに接続されているパソコンにはインストールしないようにしましょう。
最後に
昔と今ではパソコンの性能や設計が大きく変わり、古い習慣がかえってトラブルを招くケースが増えています。
最新のパソコンに適した使い方を理解することで、快適かつ長くパソコンを使用することができるでしょう。
もしトラブルが発生したり、メンテナンスが必要な場合は、「パソコン修理サービス」までお問い合わせください。
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