タブレットは、その軽量さと持ち運びやすさから、パソコンやスマートフォンの代替として広く普及しています。
しかし、「どのタブレットを選べばいいのか?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
1. タブレットの選び方
まずは、タブレット選びにおいて重要な点を説明します。
1.1 用途に応じたサイズ選び
タブレットのサイズは、主に7インチから12.9インチまでの幅があります。サイズが大きくなると、画面が見やすくなり、動画視聴や作業が快適にできる反面、持ち運びの手軽さが失われます。
以下の用途に応じて、最適なサイズを選んでみてください。
- 7~8インチ:コンパクトで持ち運びに最適。電子書籍やちょっとしたブラウジングに向いています。
- 9~10インチ:バランスの良いサイズで、動画視聴やウェブ閲覧、軽い作業にぴったり。
- 11~13インチ:大画面で、イラスト制作や表計算、複数のアプリを同時に使いたい場合におすすめです。
1.2 OS(オペレーティングシステム)の選択
次に、タブレットのOSも選択の重要なポイントです。
現在、主に以下の3つのOSが利用されています。
- iPadOS(Apple製品)
AppleのiPadは操作性に優れ、クリエイティブな作業(動画編集、イラスト制作など)や、アプリの豊富さが特徴です。また、iPhoneとの連携が非常にスムーズで、Apple製品に慣れている方には最適です。 - Android
Androidタブレットは、様々なメーカーから多様なモデルが提供されており、価格帯も幅広いです。
Googleアカウントと同期しやすく、カスタマイズ性が高いことが魅力です。
iPadよりコスパが良く、ある程度の性能を持ったタブレットも登場してきています。 - Windows
MicrosoftのSurfaceシリーズなどがこれに該当します。ノートパソコンとほぼ同等の性能を持ち、ビジネス用途に向いています。Officeソフトを本格的に利用したい方には、この選択肢がベストです。
1.3 性能とストレージ
タブレットの処理能力(CPUやRAMの性能)は、用途に応じて適切なものを選びましょう。
例えば、動画編集やゲームを楽しむためには、高性能なCPUと多めのRAMが必要ですが、ウェブ閲覧やSNS利用が主な場合は、そこまでの高性能は不要です。
ストレージ容量も重要です。動画や写真、アプリを多く使用する場合は、最低でも128GB以上を選ぶと安心です。
また、Androidタブレットは、microSDカードによるストレージの拡張が可能なものもあるので、将来的な容量不足を考えるならば、拡張可能なモデルを選ぶと良いでしょう。
1.4 性能詐欺に気をつけましょう
Amazonや楽天市場などで売られている、Androidタブレットの中には、容量やメモリ、CPU、挙句の果てにOSのバージョンを偽装、ウイルスが混入しているものがあります。
※実際に購入して確認したところ、このタブレットはスペック詐欺をしていました。
https://item.rakuten.co.jp/numan/saleppc1/?scid=wi_ich_iphoneapp_item_share
Android12搭載と言っておきながら、Android7を偽装した12が入っていました。
大体、そういうタブレットのメーカー名は聞いたこともない名前です。
ですので、以下のメーカー以外のタブレットは買わないようにしましょう。
ポイントとしては、安い割に「512GB + 12GB」などと表記されている場合、ほぼほぼスペックを偽装しています。
もし、騙されたと気づいた場合、カスタマーサポートへ連絡しましょう。
今回の業者は証拠を突きつけて、問い合わせしたところ、返品無しで返金をしてきましたので、分からず売っているのではなく、悪意を持って売っていると思われます。
メーカー名
Apple
- 製品: iPad、iPad Pro、iPad Air、iPad mini
Samsung
- 製品: Galaxy Tab、Galaxy Tab Sシリーズ、Galaxy Tab Aシリーズ
Microsoft
- 製品: Surface Pro、Surface Go、Surface Book
Amazon
- 製品: Fire HD 8,10など(写真の機種はFire HD 8 2020版です)
Huawei
- 製品: MatePadシリーズ、MediaPadシリーズ
Lenovo
- 製品: Tab Pシリーズ、Tab Mシリーズ、Yoga Tabシリーズ
ASUS
- 製品: ZenPadシリーズ、ROG Flowシリーズ(ゲーミングタブレット)
Xiaomi
- 製品: Mi Padシリーズ
- 製品: Pixel Tablet
Acer
- 製品: Iconiaシリーズ
Sony
- 製品: Xperia Zシリーズ(生産終了だがかつて人気)
OnePlus
- 製品: OnePlus Pad
Realme
- 製品: Realme Pad
2. タブレットの使い方
次に、タブレットをどのように活用できるのかを見ていきましょう。
タブレットはパソコンやスマートフォンに比べて、独自の利便性を持っています。用途に応じて、様々な場面で役立ちます。
2.1 エンターテインメント用途
タブレットの大きな画面は、動画視聴やゲームに最適です。
NetflixやYouTubeといった動画ストリーミングサービスを楽しむのはもちろん、音楽のストリーミングやデジタル書籍の読書にも適しています。
最近では高画質なディスプレイを搭載したモデルも多く、映画やアニメをより美しく視聴できるのが魅力です。
また、App StoreやGoogle Playでは、様々なゲームアプリが提供されており、手軽に楽しめる一方で、iPadなどの高性能タブレットでは、コンソールに近いクオリティのゲームも楽しめます。
2.2 ビジネスや学習用途
タブレットは、ビジネスシーンでも活躍しています。
例えば、メールチェックやドキュメントの編集、オンライン会議など、タブレット一台でこれらの作業を行えます。
特に、AppleのiPadやMicrosoftのSurfaceなどは、キーボードやスタイラスペンとの連携が可能で、ノートパソコンに近い感覚で使うことができます。
電子辞書や辞典アプリなどを利用すれば、調べ物もスムーズに行えるので、学生にもおすすめです。
学校で使う場合は、iPad miniではなくiPad Airなどの大きめのタブレットがおすすめです。
※iPad miniは少し小さいので使いづらいです。
2.3 創作やクリエイティブな作業
クリエイターにとって、タブレットは制作ツールとしても魅力的です。
特にiPadは、Apple Pencilとの組み合わせにより、イラストやデザイン、動画編集といった作業を直感的に行うことが可能です。
Adobe製品やProcreateなど、クリエイター向けのアプリが豊富に揃っているのも大きなメリットです。
また、写真編集や音楽制作といった、クリエイティブな作業にもタブレットは十分に対応できます。これにより、どこでも手軽に作品を作り上げることができるのです。
2.4 その他の使い方
- 家族でのシェア
タブレットは、家族での使用にも適しています。子どもの学習アプリから、家族全員で共有するカレンダーやメモ、家計簿アプリまで、誰でも使いやすいデバイスです。 - スマートホーム管理
タブレットを使えば、スマートホームの管理も容易です。照明やエアコンの操作、セキュリティカメラの確認など、タブレット一台で家中のスマートデバイスをコントロールできます。
3. まとめ
タブレットは、エンターテインメントからビジネス、クリエイティブな作業まで、幅広い用途で活用できる便利なデバイスです。
選び方は、用途や使用頻度に応じてサイズやOS、性能を慎重に検討することが大切です。
もし迷ったら、まずは自分が何を一番重視するかを考えてみましょう。パソコン修理サービスでは、タブレットに関するご質問やアドバイスも承っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
あなたにぴったりのタブレットが見つかり、快適なデジタルライフを送れることを願っています!
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