三宮エリアでのパソコン修理とサポート
こんにちは!パソコン修理サービス三宮店です。
私たちは神戸市の三宮エリアでパソコンの修理や販売を行っています。
最近、偽警告などを表示してギフトカードなどをだまし取る詐欺が多発しています。特にお年寄りの方が騙されやすく、詐欺グループに電話をかけてしまい、そのまま遠隔操作でデータなどを消されたりすることが多いです。
ですので今回は、本当のウイルス感染警告と偽警告の違いをお伝えさせていただきます。
偽警告の特徴は?
まず、正規のウイルス対策ソフトではいきなり操作ができなくなったり、ありえない音量で警告音が鳴ることは絶対にありえません。
最近の偽警告の特徴としましては、ブラウザ(Yahoo,Google)などでサイトを閲覧している際に突然、操作が利かなくなり、警告音やこの電話番号に連絡してくださいというメッセージが表示されます。
電話番号にも特徴があり、「050」や「0800」が多く使われています。
さらに、電話をかけた際に片言の日本語でしゃべってくることがかなり多いです。大体は東南アジア系の人たちがしゃべってくると思います。
「電話をかけて真偽を確かめたい!」という方も中にはいるとは思います。その場合、最初にこの言葉を相手に言ってみてください。「あなたたちは詐欺集団ですか?」と。
普通のカスタマーサポートですと、丁寧に説明してくれますが偽物は違います。急に逆切れしてくることがほぼほぼです。
その場合は確実に詐欺ですので電話をすぐに切りましょう。(そのあとイタ電されることもあります)
本当の警告の場合の特徴は?
まず、どのウイルス対策ソフトを入れていたか思い出してください。
大体のウイルス対策ソフトは警告時に、自社の製品の名前が入っている警告画面を表示します。
それ以外のウイルス対策ソフトの警告画面がでた場合、ほぼほぼ詐欺と考えて大丈夫です。
もし偽警告に遭遇した場合は?
パソコンについて詳しくない方は、電源ボタンを15秒以上長押ししてください。デスクトップパソコン(バッテリーがついていないパソコン)の場合は、コンセントを抜いて下さい。
これでもう一度電源を入れなおして、警告が消えていれば「偽警告」です。電源を入れなおしても、警告やパソコンの動作がおかしい場合はご依頼していただければと思います。
偽警告じゃなかった場合
偽警告よりさらに厄介なのが、本当のウイルスに感染してしまっていることです。
本当のウイルスとは?
昔流行ったものだと、WannaCry(ワナクライ)というものが猛威を振るいました。
PC内のデータを暗号化して、それを人質にして身代金を要求するウイルスです。これの厄介なところはタイムリミットがあるうえ、ビットコインで支払う必要があるところです。
現在はWannaCryは落ち着いている(もう機能していない)ますが、感染することはまだありますのでお気を付けてください。
こういうランサムウェアは便利なソフトのふりをしてダウンロードされます。
例えば、Crack(割れ)版のソフトウェアをダウンロードしようとしたり、Keygen(プロダクトキージェネレーター)をダウンロードしようとした際に、紛れ込んでいる場合が多いです。
最近だと、Emotetというワームウイルスが流行っています。
Emotetの厄介なところが、連絡帳内にあるのメールを介して無差別に感染させようとするところです。さらにメールの内容も、業務連絡やWordやExcelファイルの確認、仕事を想起させるような内容でファイルを開かせようとしています。ですので、だまされやすく感染しやすくなっています。
対策方法としましては、攻撃者はマクロを使用して感染させてくるので、Officeソフト内でマクロを無効化させておくと効果があります。
まとめ
これで本当の警告と偽警告の違いが判りましたね!
もし、本当のウイルスに感染してしまっている場合や、電源を切っても解決しなかった場合は、お気軽にお問い合わせください。