三宮エリアでのパソコン修理とサポート
こんにちは!パソコン修理サービス三宮店です。
私たちは神戸市の三宮エリアでパソコンの修理や販売を行っています。
皆さん、新しい生活にむけていろいろ準備をされていると思いますが、パソコンは用意されていますでしょうか?
社会人はともかく、新大学・専門学生の皆さんはパソコンが必要になってくる方が多いと思います。
毎年、パソコン選びに失敗して嘆いている学生が多いので、今回はパソコンの選び方を紹介していきます!
1. 大学・専門学校の指示を待つべし
最初に言っておきたいのは、パソコンの購入を急がないことです。
特に新大学生や専門学生の方は、学校からの指示を確認するまで待つのがベストです。
なぜ待つべきなのか?
大学や専門学校は学科ごとに必要なスペックやソフトウェアの使用条件が異なるため、学校側から指定や推奨されるパソコンのスペックが案内されることがよくあります。
この案内を待たずに、家電量販店や通販でパソコンを購入してしまうと、後々「スペック不足で使えない」「もっと安く高性能なパソコンが売っていた」という事態に陥る可能性があるのです。
特に、IT系や理系の学科では、グラフィック性能やメモリ容量が重要であり、汎用のノートパソコンでは対応できないこともあります。
2.MacとWindows機どっちを買えばいいの?
結論から申し上げますと、Windows機一択です。
理由はいくつかありますが、特に重要なのは互換性と利便性です。
現在のMacbookはAppleの独自チップ(Mシリーズ)を採用しており、これによりWindowsをインストールして使う「BootCamp」機能がサポートされていません。
これが大きなポイントです。
例えば、工学部や情報学部の学生は、特定のアプリケーションがWindowsまたはLinuxでしか動作しないケースが多々あります。
Macbookを使っている場合、これらのアプリを使うために別途Windows搭載のPCを購入するか、エミュレーションソフトを使う必要が生じます。
しかし、エミュレーションソフトはインストールが煩雑で、有料の場合もあるため、初心者にはあまりおすすめできません。
さらに、学校で授業を受ける際、Windowsパソコンを使用している人が多いため、わからないことがあっても周りの友人や先輩に聞きやすいという利点もあります。
デザインの良さだけでMacを買ってしまった人の後悔例
- 操作方法がWindowsと全く違うから、教えてもらえない
- 学校で使用するソフトがWindowsにしか対応していない
- 単純に使いづらい
- 対応しているアプリが少ない
- 結局、Windows機を追加で買った
3. パソコン選びのポイント
では、Windowsパソコンを選ぶ際、どのような基準で選べば良いのでしょうか?
① CPU(処理能力)
パソコンの心臓部であるCPUは、性能に直結します。特に大学や社会人の使用用途に応じて、どの程度の性能が必要かを考えることが重要です。
- インテル Core i5 以上、もしくは AMD Ryzen 5 以上のCPUを選ぶと、一般的な作業(レポート作成、ウェブ閲覧、動画視聴など)は問題なくこなせます。
- プログラミングや動画編集などの重い作業を行う場合は、 Core i7 や Ryzen 7 以上がおすすめです。
② メモリ(RAM)
メモリは、同時に動かせる作業量に影響を与える部分です。基本的に 8GB 以上は必須ですが、余裕を持たせて 16GB あると快適に作業が進められます。
- 多くのブラウザタブを開いたり、PhotoshopやIllustratorなどの重いアプリケーションを動かす場合は、16GBが推奨です。
- プログラミングなどする方は32GB以上のものを買ったほうがいいです。(のちのち足りなくなりがち)
③ ストレージ(HDD/SSD)
今では多くのパソコンがSSD(ソリッドステートドライブ)を採用しています。SSDは従来のHDDよりもはるかに高速で、パソコンの起動やファイルの読み込みが早いです。
- 256GB 以上のSSDを選びましょう。データをたくさん保存する予定があるなら、 512GB 以上を検討するのもよいです。
④ バッテリー寿命
長時間外で作業する機会が多い学生や社会人には、バッテリー持ちの良いパソコンが必須です。一般的に 8時間以上 持つものを目安に選びましょう。
最悪な失敗例を避けるために
1. 家電量販店での在庫処分品に要注意
先ほども触れましたが、家電量販店でパソコンを購入する際に、特に注意すべき点があります。
家電量販店では、時折在庫処分のために旧型のパソコンを格安で販売していることがあります。
しかし、これらのパソコンは最新のソフトウェアやアプリケーションに対応できない場合があり、実際に使用する段階で後悔することが少なくありません。
例えば、大学の授業や会社で必要なソフトウェアが最新バージョンしかサポートされていない場合、古いパソコンでは動作が遅くなったり、そもそもインストールできなかったりします。
スペックが足りないと、作業が非常にストレスフルになり、効率が大幅に落ちてしまいます。
また、販売員の「安い」「お得」といったセールストークに惑わされ、思わず購入してしまうケースもよく見られます。
重要なのは、価格だけでなく、実際に自分のニーズに合ったスペックかどうかを確認することです。
2. 通販での「激安品」も要注意
近年では、通販サイトでもパソコンを手軽に購入できるようになりました。しかし、ここでも注意が必要です。特に、極端に安いパソコンにはリスクがあります。
通販での激安パソコンの多くは、古いモデルや型落ちの在庫処分品であることが多いです。
スペックが低いため、重い作業をする際にすぐに限界が来てしまい、結局使い物にならないケースがよくあります。
また、保証やサポートが薄い場合も多く、購入後にトラブルが発生した際に対応が困難になる可能性もあります。
例えば、海外の格安ブランドのパソコンを購入した場合、修理やサポートを受ける際に日本でのサポートが行われていないケースもあります。
故障時には、部品調達が難しくなったり、修理に長期間を要することも少なくありません。
3. 学校や会社の推奨スペックを無視するリスク
新入生や新社会人が陥りやすい失敗の一つに、学校や会社の推奨スペックを無視して、見た目や価格だけでパソコンを選んでしまうことがあります。
特に、デザインがかっこいいとか、安いからといった理由でパソコンを購入してしまうと、後々後悔することが多いです。
例えば、デザイン系の学科や映像編集を必要とする仕事の場合、グラフィック性能やメモリの容量が非常に重要です。
推奨されるスペックより低いパソコンを購入してしまうと、アプリケーションがスムーズに動作せず、作業に多大な時間がかかってしまいます。
また、理系の学生やエンジニア職では、プログラムを効率的に実行するためのCPUの性能やメモリが必須です。
低スペックのパソコンでは、プログラムのコンパイルやシミュレーションが遅く、最悪の場合フリーズしてしまうこともあります。
4. 親や祖父母に任せるのは危険!
学生や社会人がよく経験するのが、「親や祖父母が勝手にパソコンを購入してしまう」というパターンです。
特に年配の方は、最新のテクノロジーや必要なスペックに詳しくないことが多いため、家電量販店の勧めるままに、安い在庫処分品を買ってしまうことがあります。
親や祖父母が「プレゼント」として購入してくれた場合、気持ちとしてはとてもありがたいですが、実際の使用にあたっては困ることが多いです。
例えば、最新のパソコンであっても、学業や仕事で使うソフトに必要なスペックを満たしていなければ、思った通りに動かず、結局は新しいパソコンを買い直す羽目になります。
こうした失敗を防ぐためには、パソコンを購入する前に、自分の必要なスペックや使用目的をしっかりと確認し、家族と話し合っておくことが重要です。
また、可能であれば、一緒に専門店へ行って店員に相談しながら選ぶのも良いでしょう。
5. サポートがないと困る場面も
もう一つ見逃しがちなのが、アフターサポートです。パソコンは購入後に問題が発生することが珍しくありません。
特に初心者の場合、設定やソフトのインストールでつまずいたり、初期不良があったりすることもあります。
そんな時、信頼できるサポート体制が整っているかどうかが非常に重要です。
家電量販店や通販でパソコンを購入する場合、その後のサポートがしっかりしていないと、問題が発生した時にどこに相談すればいいのか分からず、対応に困ることがあります。
修理を依頼しようとしても、遠方に送らなければならない、対応が遅い、費用が高いなどの問題に直面することもあります。
まとめ
新生活に向けたパソコン選びは非常に重要です。
特に大学生や新社会人は、長期間にわたって使用することになるため、自分のニーズに合ったものを慎重に選ぶ必要があります。
とりあえず、新品でSSDとCore i5かRyzen 5、メモリを8GB以上積んでいるパソコンを買っておけば、ある程度使えます。